上の絵のように足指を曲げた時、手術した親指が痛いのは当たり前。しかし何故か手術してない足指が痛い。その理由を考えた。
普通に歩いたら手術した足指が痛いから負担がかからないように歩いてた。なので指の可動域が少なくなってたようだ。手術した部分がもっと大きな部分なら限界まで曲げようとしても曲がらないで済む。ところが足指という小さく弱い部分なので体重をかければ簡単に限界を越えて曲がっちゃう。手術してない指が痛いのはそういう事じゃなかろうか。
なので風呂に入った時に左足の指の部分をストレッチ。この事にもっと早く気がつけば良かったけどそれは中々無理。医療関係者だって分かって無いんじゃなかろうか。もし分かってたとしてそれを言わないのはどういう了見かと聞きたい。
退院する時に理学療法士のアドバイスを聞こうとした。それを看護婦に頼んだ。暫くしたら医師の診察が無いのでそれは出来ないんだと看護婦に言われてしまった。退院時の診察で医師はどんどん身体を動かしてくださいと言うだけで何に注意しろとは言わない。せいぜい無理しないようになんだけど、この「無理するな」って何の役にも立たない言葉だ。結局自ら痛い思いをして学ぶというまるで見て覚えろなアホな職人の世界。
こんな調子で治療の意思決定は全て医師が決める。医師以外は自分の判断で何かをする事が出来ない。些細な事でも医師にお伺いを立てないと事が進まないというのが今回の入院で良く分かった。中には包帯を巻き直すのも看護婦にさせないという困った医師も居た。最初の担当医だけどね。包帯がユルユルになってるというのに看護婦は「私がやると先生に怒られますので…」と言う。
少し前、肩を痛めたので整形外科に通院した。肩が痛くなったきっかけは水泳だったけど、その程度の運動で痛くなった理由は手術した足指にあった。理学療法士は「左足をかばって歩いていたので右腕が常に緊張状態になっていて…」と言う。最近自らの経験で分かったのは痛い場所と痛みの原因の場所は違う事があるということ。この肩痛もそうだった。
ならば足を診て欲しいと頼むと医師の診察無しでは出来ないので受診して欲しいと言う。でも医師に肩痛の原因は突き止められないと思う。何処の整形外科に行ってもリハビリ施設の無い所では湿布薬と鎮痛剤を出すだけだからね。そもそもそんな診察って理学療法士の言葉を伝えるだけじゃん。そんなんだから理学療法士から直接医師に事情を伝えて治療方法を即変更して欲しいのだ。