ペダルを買わずに済んだけどの記事で専用工具のことを書いたら ボッケファン さんがTL-PD33 というのがあるというのを教えてくれた。玉押し調整工具という名前だというのを初めて知った。ここで言う玉はベアリングのこと。ナットで押し過ぎればペダルは回らないし、緩いと軋み音が出たりする。そのどちらにもならないように調整する道具である。しかし値段は5千円前後。高価だし滅多に出番の無い工具なので当然自作を考える。そして出来上がったのがこれ。
シマノの TL-PD33 と同様2点セットである
エル字型のレバーでベアリングに接してるナットを回らないようにし、スパナでロックナットを締める。
これが使い方
レバーは有り合わせのアルミ板。壊れた卓上鏡の足を捨てずにとっといたものだ。ペタルに入れるレバーの断面はナットを固定し易いように長方形の断面だったのを削って弓状にする。本当はもう少し厚い板が良かったが有り合わせなので仕方がない。
挿入部分の断面を弓状に削る
赤い部分が工具の断面
スパナにも手を加える。10mmのスパナは幾つもあるのでそのうちの1本、一番華奢なのを加工した。出来ればボックスレンチで作りたかったがたった1つしかないのでスパナで作った。
スパナの元々の形
狭い所に入るように横を削る
同じく狭い所に入るように薄く削る
後になって気付いたんだけど、電動工具などのオマケの薄い鉄板製スパナで作れば加工はもっと簡単だったかな。またこの後に不要のスキー用ストックでも試みた。完成すれば見栄えは良さそうなものの作るのが厄介なので途中で断念。
エル字型のレバーでベアリングに接してるナットを回らないようにし、スパナでロックナットを締める。
レバーは有り合わせのアルミ板。壊れた卓上鏡の足を捨てずにとっといたものだ。ペタルに入れるレバーの断面はナットを固定し易いように長方形の断面だったのを削って弓状にする。本当はもう少し厚い板が良かったが有り合わせなので仕方がない。
スパナにも手を加える。10mmのスパナは幾つもあるのでそのうちの1本、一番華奢なのを加工した。出来ればボックスレンチで作りたかったがたった1つしかないのでスパナで作った。
後になって気付いたんだけど、電動工具などのオマケの薄い鉄板製スパナで作れば加工はもっと簡単だったかな。またこの後に不要のスキー用ストックでも試みた。完成すれば見栄えは良さそうなものの作るのが厄介なので途中で断念。
それにしても自分が使いやすいようにするのは「職人」の域です。
なんでもデキルのには感心するしか手がありません。
プチ職人、かな(^^;;;