ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

こちらが立たなきゃあちらを立てる

2024年11月26日 17時44分07秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 加齢と共に運動能力が衰える。クライミングも例外ではない。だけど元々大して登れない人は年を取っても何とか出来る可能性がある。人間の限界に近いことをやってる人ほど若い頃のようにという可能性が低いのだ。で、力が弱い女性が男並に登れるのは柔軟性。クライミングする時に身体の柔軟性は侮れないのだ。幸か不幸か柔軟性に乏しいので改善の余地がある。それと筋トレよりストレッチをする方が故障の可能性が低い。柔軟性が向上すれば故障の可能性が下がる。


イエローキャット(5.11c)の下部


 上の写真は地元の岩場のルート。ここを登る人はCを直接右手で取るんだけど、俺は届かない。なのでBに指先を引っ掛けて、それからエイッとCを取る。BC間の距離は10cmくらいかな。最近俺くらいの身長の人が直接取ってるのを見た。力があるからだろうと思って見てたんだけど、そうでもなかった。俺もやってみたら取れたのだ。可能だと分かったから取れた、そういう場合もあるけど違う。というのも以前はBに手を届かせるのがやっとだったからだ。

 力がついたわけがないから恐らく肩甲骨の動きによる違い。Cは右手で取るんだけど、左手は肩甲骨の下制、下方回旋、内転の合せ技。それにしても身体の動きに関する医学用語は回転と言ったり回旋と言ったりでややこしい。下の図、赤いのが動いた後なんだけど、ヨメから分かりにくいとダメ出し。矢印を描き加えたんだけど左右の肩甲骨の違いが分かりにくいので今ひとつ。


左の肩甲骨の動きこ


そして右手は挙上、上方回旋、外転の合せ技かな。以前とどのくらい違うのか数値的には分からないけど、肩甲骨の動きが良くなったので距離を稼ぐことが出来たようだ。それと可動域が悪いままで力をつけても届かない。


右の肩甲骨の動き






 肩甲骨は肋骨の後ろについている。でもその間に関節が無い。筋肉でつながってるだけ。生きてるところを見ることが出来ない恐竜にも肩甲骨がある。筋肉だけでつながってるのは同じ。だから化石が出てきた時、肩甲骨が何処にあったのかが分かりにくい。復元した時に位置を何処にするかでワニみたいな歩き方になったり馬のような歩き方になったりする。
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