今日2月22日は、絵本カレンダーによると「猫の日」だそうです。1987年に「猫の日制定委員会」によって制定されたとのこと。カレンダーでは『タンゲくん』片山健作 が紹介されていました。
私が、今気になっている猫関係の本は、この2冊です。
『ポテトスープが大好きな猫』
T.ファリッシュ 作
B.ルーツ 絵
『空飛び猫』
アーシュラ・K ル・グウィン 作
『ポテトスープ~』の方は、わりと新しい絵本。日頃、行き来させて頂いているブログでも、何人かの方が紹介していました。
『空飛び~』の方は、だいぶ前に図書館で見つけたのですが、その時は借りて読むまでには至らず。最近、同じ作者の『影との戦いーゲド戦記Ⅰ』を読んだので、突然、この本のことを「もしや同じ人が書いた本なのでは?」と思い出したわけなのです。
どちらの本も、翻訳されているのは、作家の村上春樹氏、大の猫好きの方です。絵本『ふわふわ』を読んだ時も思いましたが、猫と暮らしたことがある人でないと、猫のお話は書けない・・ですね。猫を「飼った」だけではだめで、「暮らした」人なのだと思います。
余談ですが、以前から気になっていた『ゲド戦記』を読んでみようと思ったのは、娘の小学校の担任の先生のお薦めがあったからなのです。ハリー・ポッターを先生も読んでる、と娘から聞いていたので、懇談会終了時に、「私も好きなんですよ」と話しかけてみたところ、読書の話になって。「ポッターシリーズもいいけど、最近すこし残酷な感じになってませんか?それより私は『ゲド戦記』のほうが好きですね。なんか奥が深いというか・・いろんなこと考えちゃうんですよ」とおっしゃつていたのでした。50代後半の女性の先生で、本好きプラス絵本好きでもあると、私は思っています。だって、3年生のクラスの学級文庫に、こどものとも3月号の『いろ いきてる!』が入っている、という情報(?)を娘から、しっかり聞いていますので。