音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

連休初日

2009-09-19 21:59:51 | Weblog

グロリオーサ ユリ科の植物。

コンサートの打ち合わせに車で出かけたら、朝9時ごろと言うのに大渋滞。
世間は連休初日というのを忘れていた私のミスです。抜け道を使ったら、普段は車がほとんど通らないその道も渋滞。15分ほど遅れてしまいました。失敗、失敗

そういえば、児童会で「お父さん、お母さんと一緒に車で琵琶湖を一周するねん。」と目を輝かせながら言ってた子どもの顔を思い出しました。
今頃、琵琶湖のどこかで泊まっているのかな?楽しんでるかな?
いい連休を過ごしてるといいな。

みんなも気をつけていってらっしゃい。






コンサート「モーツアルトをあなたに」

2009-09-18 23:15:32 | コンサート

コンサート「モーツアルトをあなたに 2009スペシャル」

2009年9月27日(日)16時30分開場 17時開演

いずみホール

モーツアルト室内管弦楽団の創立40周年の記念コンサートで、超豪華なプログラムで、歌にフルート、ヴァイオリンの名手が共演します。もちろん、全曲モーツアルト!

2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調
 pf 福井亜貴子 小川純子
コンサートアリア「偉大な魂と高貴な心」
 sp 堤 朝美
歌劇「魔笛」より‘夜の女王のアリア‘
 sp 久保美雪
歌劇「後宮よりの誘拐」より‘私は恋をし、幸福でした‘
 sp 角野芳子

モーツアルトのフルート協奏曲D-dur
 fl 柴田孝治郎
歌劇「羊飼いの王様」より‘おだやかな空‘
 sp 山本理絵
歌劇「後宮からの誘拐」より2重唱‘私のためにお前は死ななければならない‘他
 sp 西谷益子 tn 佐藤謙蔵
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調「軍隊」
 vn 八幡 順

指揮 門 良一

入場料 前売り4500円 当日5000円

S先生も出演。これは楽しみです。
チケットあります。個メールいただければ、取り置きます。


音楽も丁々八誌

2009-09-17 23:42:14 | 音楽

音楽は言葉を使うけれど、使わない。小さな言葉の行き違いを云々することはない。愛し方の方法でもめない、愛している気持ちが伝わる。

でも、その音楽を作るときには、結構丁々八誌のやりとりがあります。
選曲、アクセントのつけ方、ニュアンス、アーティキュレーション。歌の人、オーケストラ、楽器の特徴で全く違ってきたり。

小澤征爾だって、自分の音楽を追求し過ぎて、若い頃は、楽団員に総スカンを食ったこともあるそうです。

いくらお気楽な私だって、関係がいいだけでいい音楽が出来るとは思いません。

一致するのはマレである。

小澤征爾のように、圧倒的な技があっても、そうなんですから、凡人の私達が音楽を作り上げていくのは大変。
といって、カリスマにうっとりとしていて、いいものができるかと言うとそうでもない。

「くそっ。こんな音量出すなんて聴いてないよ。」と腹を立てながら、何とかがんばっていると、感情が生き生きしていい演奏だったり。
でも、やりすぎて、やっぱり冷たい戦争状態になって失敗したり。

音楽も人生と同じ、一筋縄ではいかない。失望したり、有頂天になったり。
でも、続ければ気づいたら、少しは私だって成長している。そんな感じ。










ハープとピアノ

2009-09-16 23:24:28 | 音楽

午前中はヘルマンハープと新しい楽譜をいろいろ合わせてみました。

トスティのアンコーラ
オッフェンバックのホフマンの舟歌
ブルグミュラーのアヴェマリア
カッチーニのアヴェマリア
スメタナのモルダウ
モーツアルトのアヴェベルムコルプス

この大量の楽譜を起してくれたのは、Kさん。ピアノと歌などの譜面を、アレンジして、3本分のハープの譜に直して、大変な作業です。
トスティのアンコーラは、知らない曲で、全くピンと来なかったのですが、何度も演奏していると、段々つかめてきました。いい曲ですね。

ホフマンは歌の楽譜は低くて、フルートでは、暗くなってしまうので、3度移調。これで、この曲の女性による夢の世界にいざなわれるような感じがでやすくなりました。
ブルグミュラーはまだちょっと良さがよく、わからない。もっと練習してから。
カッチーニは親しみやすい単純なメロディーだけに、音楽の流れを表現しないと退屈になってしまいます。
スメタナはハープのベースの動きが美しい。この使い方がシンプルだけど、いい。この使い方を他の曲でも追求したらいいかも。
モーツアルトはコーラス用の譜面をアレンジしたので、移調した方がいいかもこれは次の課題。

午後から、Sさんとポートのホールを借りて練習。
広い場所で吹くと、気持ちがいいです。
10月2日は地域のサロンで、10月3日は寝屋川の中学で演奏するのですが、全くコンセプトの違う二つの場所なので、結局検討の結果同じ曲は使えなくて、大変なことになってしまいました。

Sさんと、音楽を作り上げるやり方は、「こんな風に演奏してみたら。」「もっと、1、3拍を強調してみて。」「1回これでやってみよう。」なんていいながら。黙っていてもわかりあえるという私達ではないので、話しあって、聴いて、演奏して、また話しあって、聴いて。呼吸する楽器としない楽器では、理解しあうのはとても難しいのです。
しかし、Sさんは納得するまで、聴き、聴いたことはすぐに実行。演奏を変えてくれるので、本当に期待が持てます。現に、練習を始めてからこれまでの間で、画期的に演奏しやすくなってきました。良いピアニストは、一段上の演奏を引き出してくれます。どんどん、楽に、おもしろくなってきました。



久しぶりのお休み

2009-09-15 20:50:01 | Weblog

昼間少し、時間ができたので、実家の母をお見舞い。
左足の膝のお皿の下が折れて、ワイヤーが3本入っています。120度くらいしか曲がりません。
リハビリに通っていますが、施術してもらっている時は、60度くらいまで曲がりますが、家に帰ったら戻るそうです。それでも「予定より早いって言われたわ。」確かに、家でも杖突ながらじっとしていないので、落ちた筋肉も少し戻ってきていました。
2,3日前に電話で話していると「腰が痛い。左腕が上がらない。肩が凝る。」というので、私が通ったワークを紹介したくなって、でも、これまでの親子関係から素直に言うこときくはずがない。
ストレートに進めるのはやめて、違うアプローチを試してみました。

「お母さん、楽になるワークを教えたいけれど、私の言うことはきかへんやろ。」というと、「うん。」傷つくなあ、もう。と言う言葉を飲み込んで。
「私が行ってて、楽になった先生のことやけど、聴く気ある?」
「なんや、マッサージか?」
聴いてきた。ここぞとばかり説明して。「どっちでも、いいけど、私は楽になったけれど、行ってみる?」と聴いたら、「月、水,金以外やったら、行けるわ。」

よっぽど大変なんでしょう。今日、少しワークを教えたら、素直にやってくれました。
仰向けになって、右足を少しうごかしてもらうと、「全然変らん。」と言ってましたが、「目で見ただけでも、骨盤がまっすぐになってるよ。」と私が言うと、「それは、わからんけど、右足がのびてるわ。」
「痛いほうの足はしない方がいいよ。」というと、「左足せんと、気持ち悪い。」
「痛いところまではしたらだめだよ。」「わかった、わかった。」と自分で少し動かして。
「腰の後ろががさっきより床についてるわ。」とか言いながら、
結局、一時間以上。肩、首も一巡しました。それから起き上がってもらうと、腰が来た時に比べてずいぶん伸びています。そのことを言ったら「朝来た時は、掃除したり、お料理作ったりで立ちっぱなしで疲れてたから。」
なかなか素直には認めない母ですが、身体も顔色もさっきよりよくなったので、良しとしよう。

それから、近所のショッピングセンターに行って、部屋に敷く絨毯を選らんだり、結構元気。

姪にチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトの楽譜を持ってないか聴いたら、持ってない。目的の楽譜はなかったけれど、メンデルスゾーンがありました。楽譜は高いので、たすかります。
帰って、ちょっと吹いてみたらおもしろい。
思いついてハチャトリアンを吹いたら、低音のタンギングの嵐。コレをクリアに明るい音色で吹けたら、かなり使えるはず。基礎練に入れておこう。


音楽の日

2009-09-14 22:20:08 | 音楽
今日は、朝は生徒さんのレッスン。午後は、Sさんと、練習。
選曲が大体終わって、練習、練習。

モーツアルトのソナタ ニ長調 K285
モーツアルトは、どの曲もとっても難しいです。シンプルな誰でも思いつきそうな、スケールや、アルペジオの繰り返しに奏者の持っている音の質が出てしまいます。大仰な感情の噴出はなく、でも、どのパートも人の声で歌え、音程や質のわずかな違いが、すぐに耳についてしまいます。
この有名な曲の出だしは、AからF#Gのトリルの音程で、うまいかへたかすぐわかってしまう・・・。
怖い…でも、この曲を美しく演奏できた時の、喜び。こどもがにっこり笑ったような喜び。
先回に続き、ピアノの中の浮かび上がらせる旋律を探します。ビオラやチェロが旋律を取る時の、喜び。
今日は、音楽の中にある喜びを見つける作業です。

ボルンのカルメンファンタジー
オペラの編曲物は、いつもピアノが過酷です。弦が弓で弾く同音の連符をどうやってピアノの連打で出すか?コントラバスのピチカートは?長いトレモロ・・・見てても、指が攣りそう。
ハバネラの重みのあるリズムを指一本で弾けてしまうのは・・・簡単に音が出すぎる不幸ってあるんです。
そして、私は超絶技巧で必死。早く演奏するより、すべての音をしっかり鳴らし音楽にるすことを心がけます。細かい音の間に、ピアノがうまくはまると、呼吸するように楽に演奏できますが、狂い出すと、追いかけっこのようになって、息が上がって大変になってしまいます。課題は息を合わせる…難しいです。

それでも、あわせるたびに変化して、おもしろくなってきました。
今日は、音楽三昧、幸せな一日でした。

「ちょこっと」お月見コンサート

2009-09-13 21:27:16 | コンサート
次男の背中にプツンと、小さな黒い点。それが、2週間位で、段々盛り上がって、段々赤くなって、ちょっと周りが膿んで、ある日、黒い石が出てきました。左の写真は石が出た後の背中。右はすぐに二つに割れてしまった石の写真。


身体の中の石についてネットで調べたけれど、記述は見つけられなかったです。
石かどうかもわかりませんが、こんなことは初めて。とっても不思議です。

今日も、朝からSさんと打合せ。
電子ピアノと相性の良い曲を探します。

樟葉地域のカフェ「ちょこっと」(野田区公民館向かい)http://hirakatacity.ddo.jp/chokotto/20091002chokotto.pdf
なんと、スタッフ一同ボランティア
地域の人がくつろいで、ゆっくりとお茶を飲みながら、お話できるカフェ。なんとコーヒー一杯100円。

ここで、10月2日19時から演奏します。

普段は開所は毎週、水曜・土曜・日曜 正午~午後4 時までですが、今回だけ特別開所、「お月見コンサート」です。

「誰でも気軽に来られる場所ということなので、みんなで歌える曲がいいかな?」
「でも、フルートの良さが出る曲がいいよね。」
「電子ピアノの特徴が出る良い曲があるよ。」
・・・良い曲ありました。ピアノでは出ない味が出る曲・・・ふふふ。聴きに来ていただいた人にだけわかります。誰でも来られます。お待ちしています。

9月音楽であそぼう!しゃぼん玉

2009-09-12 21:44:54 | 音楽で遊ぼう

もう、コスモスが咲いています。これは黄花コスモス。最近良く目にします。

音楽であそぼう9月は、例年暑いので、しゃぼん玉をして遊びます。
・・・が朝から雨予定されていた区民体育祭の練習も中止。
しかし、しゃぼん玉は決行。

運動場から、屋根のある体育館の横の渡り廊下に子ども用プールを置き、しゃぼん玉液を入れます。
Wさん、またまた進化していて、プールの裏側に、40×40のフロアーマットを3枚重ねたものを入れて、底上げ。
こうすることで、少ない量で液がわっかに漬けやすく、その分濃い目の液にできます。
今年は、中に入る用の液は

ファミリーフレッシュ:合成洗濯糊:水=1:8:10

作って楽しむ分は 1:7:10 にしたそうです。

しゃぼん玉おじさんWさんは、今日は、お仲間のNさん夫妻とともに来てくれました。
子ども達はいつもに比べて少人数だったけれど、返って、存分に遊べました。

しかも、風が少ない。雨も調度、9時半から1時間の実施時間には上がって、結局シャボン玉には絶好のコンディション。
子どもがプールの真中に立って、液をしっかりつけてフラフープをゆっくりあげると、見事なしゃぼん玉
初めは「先に行けよ。」とかもじもじしていた子ども達も、段々「次、私!」と何度もしゃぼんの中に入っていました。

今年初デビューのフェルトをまいたわっかが私は心配でした。
ドキドキして出してみると…つけるとすぐに液がつき、大きなしゃぼん玉が。例年つくるガーゼのわっかを使っていた子ども達もすぐに、フェルト付きの方を使い出して大成功

ひとしきり遊んでいると、Wさんが長い一本の紐を4本のお箸に結びつけたものを出してきました。
子どもが二人で向かい合って2本づつ両手にお箸を持って、ひもをしゃぼん液につけます。
すると、直径1メートルくらいの大きなしゃぼん玉ができました。

これが、また興味しろい。
二人で、わっかを横に倒して走れば、空気が入って2メートル位の長いしゃぼん玉ができそうになります。
これが、なかなか難しくて途中で割れたり切れて2つになったり。

向かい合って両手を互い違いに上下に動かすと、大きな液が波打って、上に一つ下に一つ、動きによって3つくらい同時にしゃぼん玉ができたりします。

1mくらいの大きなしゃぼん玉は、上昇気流に乗ると、大きく揺れながら体育館の屋根まで上がっていって、そこで、3つか4つに分裂します。これは、大きなしゃぼん玉だけの特徴です。小さなのは上がっていって消えるだけなのに、大きなものは不思議な動きをします。

しゃぼんが上がる度に大人も、子どもも「おおー!」と歓声をあげながら楽しい一時を過ごしました。

終わったら、今度はお方付け。粘着力のあるしゃぼん液は流しても流しても泡が出てきます。
トイレのホースを借りてきて、廊下を何度も何度も流して、「後片付けが大変なんだよねぇ。」と言い合いながらバケツでさらに流したり。
しかし、これがないと夏が終わった気がしません。
「楽しかった。ありがとうございます。」ってこれは、Nさんの言葉。
進化するしゃぼん玉おじさんは、まだまだ続きそうです。
「また、来てね。しゃぼん玉おじさんたち!」


お金は食べれない

2009-09-11 21:19:51 | 哲学
「すべての木を切り倒し、すべての川を汚し、すべての魚を取り尽くしてから、やっとあなたは気がつくことになる。お金は食べれないことに」 by アメリカ原住民
ohshiさんから、こんな言葉を教わりました。

昨日の日経に情報学の西垣通さんがリーマンショックは、左脳社会の落とし穴にはまった結果であると書いています。
金融工学のプロが確率論を使って作った投資モデルの失敗。

右脳=体と繋がった(食欲や性欲などのアナログ的な欲望)欲望はいつか飽和する。けれど、左脳(数量化されたデジタル的な欲望)=コンピューターに取り込まれた欲望は身体が置き去りなので、満たされることを知らない。デジタル化された金銭への欲望には際限がない。食事もしないでパソコンに熱中している人が幸福だろうか。人間の幸福感は身体に関る主観的なもので、右脳の領域である。サブプライムローン利用者の資産や収入などの生活状態を考えれば、確率モデルは危険だと直感的にわかるはず。つまり、人間への洞察力が無かったと言える。(抜粋)

インディアンの教えのように、身体と、大地に繋がっていれば、すべての魚を取り尽くしたら、人は学ぶのでしょうが、机の上のコンピューターはそのことに気づくでしょうか?
その上巨大なマイナスを重ねても、気づかない永遠に。

人は常に力が無いことを嘆くけれど、持てる力を欲望のままに発動しないことを叡智と呼ぶのではないかと最近よく思います。

カッチーニのアヴェ マリア

2009-09-10 23:35:33 | 名曲
カッチー二(Guilio Cassini 1957年頃~1618年)のアヴェ マリアをヘルマンハープとフルートでやれないかと思っています。

カッチーニは、コジモ・デ・メディチに才能を見出され、フィレンツェでメディチ家の宮廷歌手や、教師、作曲家をしていて、当時としては先進的な音楽を生み出していました。
ただ、「カッチーニのアヴェ マリア」として知られている曲は1975年頃、ロシアの作曲家ウラディミール・ヴァヴィロフによって作曲されたようです。彼は、よく自分の曲を古典作曲家の名を借りて発表していましたが、その中の一曲のようです。

はっきりとした出典は明かされず、現在でもカッチーニのアヴェマリアとして一般に知られています。

カッチーニがテノール歌手であったことや、古風な感じがいかにもという印象を与えるからかもしれません。

ヴァヴィロフ(1925年~1972年)はサンクトペテルブルグ音楽院でギターを教えていました。リュート奏者でもありました。
自分の作った曲に古典作曲家や、他の作曲家の名前をつけて発表し、計らずも古典復興に貢献しました。
他にも、
  • 「フランチェスコ・ダ・ミラノ」の《カンツォーナ》(または《黄金の都市》とも)
  • 「アンドレイ・シクラ作」の《マズルカ》
  • 「ミハイル・ヴイソツキー作」の《悲歌》
  • 「ニッコロ・ニグリーノ作」の《リチェルカール》
  • 「バラキレフ作」の《即興曲 "Impromptu" 》(ヴァヴィロフの偽作の中ではかつて最も有名だった)

    などが、有名になっているそうです。