ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「帝一の國」、将来の総理が決まる超名門・海帝高校。生徒会長の椅子をめぐっての駆け引きは?

2017-12-05 17:41:38 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

学園ものコメディ好き ☆☆☆★

集英社ジャンプSQ.で2010年~6年間連載された漫画『帝一の國』(古屋兎丸)の映画化。

全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持ち、海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。

新学期、主席入学を果たした1年生の赤場帝一(菅田将暉)は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙っていた。

選挙で勝ち上がっていくという、政界まがいの設定が、魅力的。

さらに、帝一の父は、通産官僚で、実際の政界を熟知している。

バトルや、巻き込み、賄賂、など色んな手を使ってトップを目指す。

学園紛争物のように、肉体バトルはないが、心理バトルといえよう。

大体、学ラン服が制服で、綱紀もしっかりしており、いささか軍隊風。

ほとんどが学園内のドラマで、時おり家庭とか、恋人との糸電話とかが登場。

それにしても、本がしっかりしているだけに、話は膨らむが芯はしっかりしている。

ポスターのイメージでは、学園学園していて、とっつきにくいが、映画自体は面白い。

ふんどし一丁のドラム合戦とか、ボーイズラブのシーンもあって、女性には持てる映画だ。

まあ、若い男子のむんむんする熱気が身上か。

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「海底47m」、ケージに入ってサメ鑑賞ツアー、だが、ケージが落下して!

2017-12-05 10:54:35 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆

サメ映画好き ☆☆☆

水深47メートルの海に沈んだ檻の中で、人喰いザメの恐怖と対峙する姉妹の姿を描いたシチュエーションパニックスリラー。

冒頭、メキシコへバカンスでやってきた二人。ナンパに繰り出しますが、翌日サメ鑑賞ツアーに参加。そこでアクシデントに会い、いわゆるワンシチュエイション映画です。

海底のケージの中とか、その周りがほとんどの舞台なので、まったく広がりはありません。ただ、海中47メートルの世界は一種孤独なシーンです。

姉妹が受難するのですが、防水具をつけているので、女体観察の楽しさもありません。また、姉妹にもそれほどの魅力はありません。

ただ、ラスト近く、助かったイメージが映りますが、窒素ガス吸入による幻覚だったという落ちも。

サメのCGは、まあうまくできていて鑑賞に耐えます。

軽く、夏のサスペンス映画として鑑賞する分には、OKでしょう。

 

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