ひろの映画見たまま

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「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」、ポーランドで、ユダヤ人を救った動物園の経営者がいた!

2017-12-27 17:49:37 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

ヒューマン映画好き ☆☆☆☆

チェコ・イギリス・アメリカ合作

ナチ占領下のアウシュビッツの悲劇を救ったとして、オスカーシンドラーや、杉浦千畝の名が有名で映画化もされているが、

今回、新しくポーランド動物園のヤンとアントニーナ夫妻が加わった。

ダイアン・アッカーマンの著作をもとに映画化。

当時欧州一を誇ったワルシャワ動物園。

動物学者のアントニーナ、夫のヤン園長の元、動物を飼育していた。

突然ナチスの侵攻。

動物たちも殺されたり、移住させられたり。

当時、ユダヤ人は、ゲットーに集められ収容所生活をしていた。

だが、ドイツの取り締まりは厳しく、夫婦はユダヤ人救出に乗り出す。

動物園の隠れ地下室。

そこに、ユダヤ人をかくまった。(ピアノで合図する奇策も)

豚の飼育を初め、その飼料をゲットーに取りに行くということで、ユダヤ人をトラックの荷台に積んだ飼料の下に匿い救出。

ドイツの動物学者ヘッグが、希少動物を保護したいとして、アントニーナに近づく。

アントニーナは、彼の特権を利用して、工作するが、危ない場面も。(夫も不審な目を)

ただ、この映画、殺害などのグロテスクな映像は少なく、安心してみていられる。

ポーランド人の反抗勢力も描かれ、終戦を迎える。

当時、ユダヤ人を匿えば、死刑どころか一家にまで被害が及ぶという過酷な状況下、勇気ある行動に頭が下がる。

ユダヤ人たちの悲惨な現状は、涙を誘う。

アントニーナをジェシカ・チャスティンが好演。

 

 

 

 

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