おすすめ度 ☆☆☆
仕事に悩むサラリーマン ☆☆☆★
第21回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海の同名ベストセラーの映画化。
主人公隆を工藤阿須加、隆を励ますヤマモトを福士蒼汰。
やっと入社できた会社で、営業担当になった隆。
営業は、成績できまる。
新米の隆は、成績がよくない。
いつも部長に怒鳴られぱなし。
営業部には、ブラック企業の規則があり、毎日読み上げられる。
明日までという仕事を頼まれ、残業に。
すっかり疲弊した隆は、電車のホームで、倒れ掛かり、ヤマモトと名乗る男に助けられる。
現代社会の縮図であるブラック企業。
軍隊張りの猛烈上司。
サラリーマンなら、一度は経験する仕事の挫折。
この映画は、多くのサラリーマンの共感を得る。
自殺とそこへ現れた天使。
で、後半は、この天使の謎が解き明かされ、表題の「ちょっと今から仕事辞めてくる」となる。
後半の展開がちょっと強引なのが玉に瑕。
福士蒼汰が、大阪弁に挑戦。どこかチャラっぽいが、一方で芯がある男を好演。
一方の工藤も顔演技で光る。
ラストは、海外で。きれい。