「上」しか見ていないので、おすすめは後日。
第61回ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞
映画芸術:2010年日本映画ベストテン1位
キネマ旬報:2010年日本映画ベストテン3位
の傑作が今やっとDVD化。待っていた1作。
上下2巻で公開。
新宿ケイズシネマでは、7年連続の上映となっている。
4時間38分という圧巻の長尺と、罪と罰といういかにも、重いテーマのためなかなか手軽には鑑賞できない作品だ。
重層的な構造のため、一度見ただけでは、それらの関係が今一つつかめず、繰り返し鑑賞して納得できるといったかなり込み入った作品だ。
最近、活躍が目立つ瀬々敬久監督の渾身の作品だ。
5話からなっており、それぞれが関連のある話となっている。
第1話は、父母と姉を殺され、祖父に引き取られることになった少女の物語。
犯人が自殺したという話と妻と娘を殺された夫が、犯人が出所したと聞いて、犯人を殺してやりたいと訴えているテレビを見て、少女がずっと生きるんだという決意の表明で終わる。
テレビを見ているときに失禁する。
その前に、海で、仲間たちに落とされるシーンがあって、その後のプールのシーンにつながる。
ほぼ30分で一話は完結する。
DVDは、一気に見る必要がなく助かる。