おすすめ度 ☆☆☆☆
2011年劇場公開 新しくDVDレンタル開始
1982年製作のカンフー映画の歴史的金字塔『少林寺』。29年の時を経て、新たな「少林寺」映画が完成した。
主演アンディ・ラウ、ジャッキーチェーンがコミカルな役柄で登場。
製作費20億の超大作。
20世紀初頭の中国、辛亥革命により各地で争いが絶えない中、登封市にある少林寺の僧侶たちは傷ついた人々の救助にあたっていた。
無慈悲な将軍侯杰(こう・けつ)は、敵対している霍龍(かく・りゅう:チェン・チーフイ)を打ち負かして河南省登封市を乗っ取りました。
だが、弟子の曹蛮(そう・ばん)の裏切りにより、破滅させられます。
少林寺の料理僧の悟道(ごどう)に出会い、悟りを開き、僧となります。
一方、曽蛮は、外国人に遺跡の宝物を売って武器を買って、少林寺に攻め込みます。
輪廻の思想に彩られた考えが根本にあります。
仏の大らかさでしょうか。
少林寺映画ですから、その拳法のアクションは見ものです。
僧との対決シーンは見事なまでの美しさです。
中国映画圧巻の出来です。
候杰をアンディ・ラウ、候杰を救い、人々を安全な場所へ誘導する料理僧をジャッキーチェーンが演じます。
候杰の妻と娘の悲劇も描かれ、兄弟愛、夫婦愛、親子愛も、テーマの一つです。