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「ダークタワー」、悪と善とが対決するSFアクション!

2018-02-02 17:53:00 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

スティーブン・キングが1970年代から30年もの歳月をかけて完成させたライフワークともいえる小説「ダークタワー」の映画化。

ニューヨークに住む少年ジェイクが主人公。

父が死に、母と義父との三人暮らし。

ダークタワーの夢を見る。

現実社会で地震が起きる。

現実と夢の社会の中間地帯へ紛れ込む。

そこでは、ダークタワーを壊そうとする黒衣の男ウォルターと、それを阻止しようとするローランドの戦いがあった。

ジェイクは、ローランドと黒衣退治の旅に出る。

それぞれに超能力を持つ者の戦い。

西部劇風な荒れた砂漠、薄暗い森の中、さびれた集落。

強い者同士、どうやって解決するのか、

実は、ちょっとあっけない結末を迎える。

少年の成長物語でもあるのだが。

ローランドに扮するイドリス・エルバ、そのがん捌きの巧さは素晴らしい。特に後半のアクションでは、弾をリロードする素早さ。

一方のウォルターに扮するマシュー・マコノヒー。その薄笑い笑顔は秀逸で、弾をすべてはじき返し、相手は自らの弾で憤死する。

まあ、この両者の対決は確かにみもの。

原作は、キングが大学時代から構想を温め、第一巻の発刊から22年を費やして完結させた、全7部からなる超大作。

これを95分にまとめたのだから誉めるべきなのだが、端折りすぎとの声も。

まあ、話は若干飛躍するが、役者の演技にしびれるのもいいかも。


コメント
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