ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リバーズ・エッジ」、岡崎京子の青春漫画の映画化です!

2018-02-26 17:18:09 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

岡崎京子好き、二階堂ふみ好き ☆☆☆☆

R15+ セックスシーンが出てきます。

ベルリン映画祭で、パノラマ部門のオープニング作品として上映、国際批評家連盟賞を受賞しました。

ただ、劇場公開では、大コケだそうです。

まあ、R;15だし、暗い映画ですからね。

岡崎の漫画にほぼ忠実で、二階堂ふみと吉沢亮が熱演じています。

川の近くの高校に通う男女6人の物語です。

1990年代、京浜工業地帯、ブッシュの茂った河原。ここに死体が放置されている。

男女6人は、複雑に絡み合った男女関係で、それぞれが、悩みをかかえ、ラストへと、そして事件が起こります。

同性愛と虐め、抑えられない暴力衝動、摂食障害、あまりにも一途すぎる愛、父親の分からない妊娠と悩みは深刻。

これらが、暴力とセックス(レズとゲイと売春)、食欲と偏愛、死体への憧憬。やるせない欲望の暴発と葛藤。

シビアな描写故、好みの分かれる展開。

それにしても、若くして交通事故に遭い実質作家活動を絶たれた岡崎の才能の、これは、発掘であろうか。

行定勲監督、音楽は岡崎の旧友小澤健二が担当。見事に昇華させている。

二階堂ふみは、自ら映画化を希望しただけあって、裸身をさらけ出し、渾身の演技。

吉沢亮も全裸で縛られロッカーに閉じ込められる、裸対決。


 

 


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ベルリン映画祭、「リバーズ・エッジ」国際批評家連盟賞受賞。

2018-02-26 08:34:58 | 映画

「金熊賞」には、ルーマニアのアディナ・ピンティリエ監督の「タッチ・ミー・ノット」。

日本を舞台に、俳優の夏木マリさんらが声優を務めたアニメーション映画「犬ヶ島」は、アメリカ人のウェス・アンダーソン監督が監督賞を受賞。

現在公開中の映画「リバーズ・エッジ」は、国際批評家連盟賞を受賞。


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