おすすめ度 ☆☆
殺人映画好き、インド映画好き ☆☆★
一部劇場公開後DVD化。
プチョン国際ファンタスティック映画祭 作品賞 受賞他、アジア映画祭で評判の映画。
インド映画には、珍しく歌や踊りのないシリアスな映画。
いささか、ヒンズーやイスラムの宗教色が絡むので、わかりづらいが話は簡単。
41人を殺害し、世界中を揺るがした実在のラマン・ラガブ事件にあこがれる連続殺人犯とそれを追う刑事の話。
見た目から極悪人と思わせる風貌の連続殺人犯と、ヤク漬けの汚職警官のストーリーが交互にエピソード形式で展開される。
グロくはないですが、インドの下町の貧乏くささが、ノアールです。
実の妹まで殺す、容赦ないサイコ。
映像と音楽の切れが良くて、はまります。
しかし、まあ、こんな薬漬け刑事が部下を取り仕切るなんて、ちょっとやばくない。
韓国映画の暗さに似てはいるが、また別物。
ラストは、予想されるがあっけない。