おすすめ度 ☆☆
猟奇、エロチック(熟女)映画好き ☆☆☆
フランス・ベルギー合作 R15+
1940年代に約20人の女性を殺害し死刑となった実在の殺人鬼カップル、マーサ・ベックとレイモンド・フェルナンデスの事件に着想を得た狂気のラブストーリー。
オースティン・ファンタスティック映画祭2014で最優秀作品賞など4部門、ベルギーのアカデミー賞といわれるマグリット映画賞2016で最優秀撮影賞ほか3部門を受賞。
結婚詐欺師の勢力男と、その男に惚れた殺人女。出会い系サイトで知り合った二人。
最初は、男主導だったが、後は女が主導権を握り、狂気の世界に。
独特の映像表現で、その憎々しさが伝わります。
途中、ハンフリー・ボガートの「アフリカの女王」が上映されている映画館で、マネをしだす悪ふざけとか、
全裸死体の横で、突然ミュージカル風に歌いだすとか、裸でキャンプファイアとか、まさに狂気。
だが、なぜか、引き付けられない、それは、被害者が熟女ばかりの所為なのか?
監督は、ベルギー出身のファブリス・ドゥ・ベルツ。「変態村」の監督だ。
愛の狂態に興味ある方にはいいかもしれないが?