ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベロニカとの記憶」、昔の恋人の母からの遺品が40年前の恋を思い起こさせる。

2018-02-24 17:13:05 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場公開)

ミステリアスな恋愛映画好き ☆☆☆☆

恋愛して別れた経験のある男性なら、誰しも彼女のその後が知りたいもの。

ましてや、謎を残したまま別れた女には、未練が残る。

この映画は、そんな男心をくすぐる魔法が秘められている。

60を過ぎ悠々自適の男、妻とは別れ、娘の妊娠出産を控えている。

そんなある日、弁護士から一通の手紙が。

昔の恋人の母親から日記を預かっているという。

高校、大学時代の恋をそぞろ思い出しながら、昔の恋人の元を訪れる。

それはもう、ストーカーまがいの執拗さだ。

そしてまた、その顛末を、別れた妻に語るのだから、質が悪い。

昔、その恋人といい関係になったが、同級生に取られてしまう。

その同級生が死んだのだ。

まさにチャンスではないか。

だが、会ってみると、実にそっけない、そこにははとんでもない事実があった。

同級生に書き送った手紙に、呪いまがいの文を送り付けていた。

この身勝手男は、やっと自分のしてきたことを反省。

家族にも優しくなる。

男をジム・ブロードベントが演じているが、昔の恋人を演じるシャーロット・ランプリングの存在感には参りました。

ラストの秘密が男を打ちのめします。

 

コメント
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