ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「忍びの国」、大野智、天正伊賀の乱の忍者無門を好演。

2018-02-03 14:20:19 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

大野智、忍者映画好き ☆☆☆☆

織田信長が、伊賀に攻め入った天正伊賀の乱。その第一戦を描いた和田竜の小説を映画化。

一応、実録に沿って話は進む。

ただ主人公無門は、架空の人。

ぐうたらで、妻には頭が上がらず、そのくせ、めっぽう忍術にたけている。

今や忍術は世界に知れ渡った日本の文化。

この映画でも、忍者は徹底してお金のために動く。

早い話が、戦に勝ったのは、無門が、手にした陶器を糧に忍者たちを金で釣ったためだ。

ただ、無門の強さはめっぽうで、おなじ忍者仲間の兄弟を一対一で仕留めている。

その争いも、川の字という忍者の掟に従った一対一の対決。

忍者だから、並みの剣法とは違う。

なかなかひねった展開だ。

それにしても、裏の裏をいく戦だけに、大活劇とはいかない。

ただ、中で、忍者たちが、突然現代の町中を行くサラリーマンに映像がかぶさるのは、語りえて妙。

忍者ファンには、納得してもらえただろうか?

大野さんはじめ、豪華配役陣は、要所を占めている。

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