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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、東野圭吾原作のSF小説の映画化!感動物語!

2018-02-16 18:18:15 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

東野圭吾原作だけに、物語のつながりがうまく、ラストにまとまってくる。

1960年、1980年、2012年、それぞれの時代と場所がつながっていく。

ナミヤ雑貨店当主波矢さん(西田敏行)が始めた悩み相談の手紙のやり取り。

それが、2012年、古びた家に入り込んだ三人の青年が、33回忌に「悩み相談受付」がネットにアップされたことにより、時空を超えて悩み相談にこたえる羽目に。

それぞれの物語が、哀しい。

音楽への夢を捨てずに、作曲を続けた青年の唄が、火事の時にその青年に助けられた少女が語り歌う。これがこの映画のテーマソングとなり、山下達郎が自身でエンドロールで歌い上げる。

子供を身ごもったまま、懸命に生きた母親、事故で亡くなったのに、新聞記事で自殺と報じられ、悩む娘。

不倫に悩む女性には、既視の青年たちは、近いうちに景気が良くなるという予言で、金儲けを指南。女社長になるという話。

一方で、波矢さんの奥さんが登場したり、まさにSF的。

最期は、強盗を働いている青年に、生きるん道を説いた波矢老人。

児童施設「丸光園」が、もう一つの回り舞台となって紡がれる、人々の心の温かさ。

まさに、日本的ハートウォーミングな映画だ。




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