おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
アクション映画好き ☆☆☆☆
R15+
韓国映画は、いまいち日本では大興行にならないが、
本作は、その評判からして劇場で見逃すわけにはいかないと駆け付ける。
まさに評判通り、練りに練ったアクションの連続。韓国映画の真骨頂。
ただ、題名が「悪女」とあるが、むしろ悪女誕生物語とでもいおうか。
この映画のヒロイン、スクヒは、まさに父を殺され、その復讐のために育ててくれた愛人を殺され、組織のヒットマンにさせられ、やがて、愛する人が父の殺人者だったとは。
そして、強くなった彼女。
最期の笑みは、悪女完成ということか。
冒頭、中盤、ラストと見どころのアクションシーンは三つある。
シューティングゲームさながらのファーストシーン。
バイクに乗りながら剣劇シーン。
最期のバス乗っ取りシーン。
そのいずれもが、まったく新しい映像だ。
主演のキム・オクビンの身体能力と格闘技を100%発揮したガチアクション。
ドローンまで採用した、近接映像。
車に乗りながら、背面運転しながらバスに乗り込むアクションシーン。
あらゆる武器を繰り広げ、結局は韓国得意の鉈がとどめを。
まあ、アクションファンをうならせる展開ではある。