MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

新潟市内で見かけた新潟交通の路線車(三菱・UD車編)

2015-12-07 | バス[甲信越]

先日「MAKIKYUのページ」では、新潟交通の路線車に関する記事を取り上げましたが、新潟市内を走る路線車はいすず車が過半数を占める状況ながらも、三菱やUD(旧日産ディーゼル)の車両も結構な数が稼働しています。

こちらもいすずと同様に旧年式車が前後扉、その後前中扉となり最近は低床車の導入も…という状況です。

少し前の記事で取り上げたエアロスターKなどは結構な古参車ですので、廃車や地方転出が進んでおり、新潟市内で見かける機会も随分減って来た気がしますが、新潟駅前でも時々姿を見る機会がありました。


車体長も長尺と短尺が混在するなど、似た様な見た目でもバリエーションが存在する事や、死角確認窓が塞がれたタイプになっている事なども特徴ですが、旧年式車故に何時大量代替が行われても不思議ではない気がしますので、興味のある方は早めに乗車・撮影をしておいた方が…と思います。



エアロスターMに関しても、少し前まで導入されていたエアロスター(通称ニューエアロスター)までの過渡期に導入された車両だけあり、稼働数や比率は余り高くないですが、郊外だけでなく新潟駅前まで乗り入れる路線で活躍する姿も目撃しており、こちらも結構注目の存在では…と感じています。


その後のエアロスターは、旧年式車に比べると標準的な仕様で落ち着いた気がしますが、いすず車に比べると脇役的存在という感が否めず、探せばそれなりには走っているものの、嫌でも次々と…という程ではない印象を受けたものでした。


UD
車も新発田から足を延ばす路線などで古参車が稼働しており、機会があれば今後この車両で新潟~新発田を乗り通すのも…と感じたものでしたが、車齢などを考慮すると活躍はそう長くないのではという印象も受けたものでした。


こちらもやや年式が新しくなると前中扉車となりますが、これでも富士7Eボディだと大都市圏では淘汰が進む年式の車両ですので、前後扉車などに比べると注目度は下がるものの、こちらも注目の存在と感じたものでした。


その後は西日本車体工業(西工)製ボディの車両も導入され、96MCもそこそこの数が走っていますが、今後中古車導入などで数を増やすのかも気になる所です。
(数が少なく見かけただけで撮影できていませんが、関西から流入した58MC+三菱ふそうの前後扉車の姿も見かけていますので…)



また比較的新しい車両の中には、現在は廃止されたりゅーとリンク用に導入された西工ボディのノンステップ車(以前乗車した際はふそうマークのOEM車でした)も多数稼動しており、この車両は既存車両とは大きく異なる装いで目立つ存在ですが、現在では他車両と混用している状況で、何のための特別塗装なのか…と感じる状況になっています。


最新型ではないものの比較的新しい部類の車両で、バリアフリー対応車ですので、数台程度をBRT「萬代橋ライン」の一般車運用向けに転属させて使っても悪くないのでは…と感じたものですが、特に他車両と塗装面で識別する必然性が薄い現状において、今のままの塗装で走り続けるのかも気になったものです。

新潟交通の路線車に関しては、一般路線車以外に高速バスも利用する機会があり、こちらに関しても近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。