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バスコレのシークレット他~シークレットはまさかの…

2014-09-01 | Weblog

数日前にTOMYTECが発売しているNゲージサイズ(150分の1スケール)の路線バス模型「THEバスコレクション」の第19弾(以下バスコレと記します)が発売され、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、購入された方も居られるかと思います。

MAKIKYUも先日発売されたバスコレ19弾を1箱(12台入)購入し、中身を確認した所、全12種の内11台とシークレット1台という状況でした。

シークレットは2種のエアロスターどちらかの塗装違いになるのでは…と予想しており、引き当てるとは思っていなかったのですが、これは絶対に出ないだろうと思っていた車両が出てきただけに、シークレットモデルを見た時には仰天したものでした。

今回のバスコレクションに関して、某知人とメールでやり取りしていた時に、某知人から「エコハイブリッドがモデル化されないのは残念」という話が持ち上がり、こちらも「この車両のためにわざわざ金型を起こすのは…」と話をしていた位ですので、全国各地を探しても他に類を見ない1台だけの珍車ともなれば、モデル化は尚更ありえないと想定していました。


ちなみに今回、バスコレのシークレットとしてモデル化された車両は、兵庫県の神姫バスが1台だけ試験導入した前後扉のエアロスターノンステップ車で、MAKIKYUも姫路市内でこの車両の実車に1度だけ乗車した事があります。


以前「MAKIKYUのページ」でも記事として取り上げた事があり、ノンステップ車ながらも車椅子対応ではなく、おまけに機械式AT車であるなど、全国各地で数多く活躍するエアロスター・ノンステップ車の中でも、最も特徴的な異端車両の一つです。
(該当記事をご覧になりたい方は、こちらをクリックして下さい)

MAKIKYUの乗車後、転属・特定輸送用に廻され、現在では一般の乗車は叶わないという話もネット上で目撃した事がありますので、そうなるとただでさえ希少な車両の価値が更に…という状況になっています。

ただこの車両は他に類を見ない、異端中の異端とも言える車両だけに、この金型を活用して他モデルを製品化する事はまず望めず、こんな車両をわざわざモデル化する費用を回収する事も考えれば、バスコレが値上がりするのも…と感じますので、製品化は賛否両論が大きく分かれる所かと思います。

ちなみにこのシークレットモデルを引き当てた代わりに、神姫バスの通常モデル(エアロスターK前後扉車)は逆シークレット化し、まだ手元に…という状況ですので、こちらもバラ売りなどで早く手に入れたいものです。

神姫バス関連のバスコレは、以前も神戸市内定期観光用の特別塗装車(エアロバス)を引き当て、その後通常の高速車モデルをバラ売りで別途入手した事がありますので、MAKIKYUは神姫バスとは何かと縁が…とも感じますが、神姫バスグループには有名な2両連接バス(ベンツCITARO・オレンジアロー 連SANDA)をはじめ、他にも珍車が幾種も存在するだけに、他の珍車が今後モデル化されるのか否かも気になる所です。
(個人的にはゾーンバスのエアロスターMMや、明石市営バス移管に伴って移籍してきたブルーリボンシティ前後扉車(2段ステップ)辺りが出てくれば面白いと感じますが、今後これらの車種はバスコレに登場するのかどうか…)


またバスコレとは話が変わりますが、「MAKIKYUのページ」アクセス解析では、1月ほど前に筑肥線で新形式車両(305系)を導入する事が話題になった事も影響してか、連日キーワードや閲覧の多かった記事で「817系」に関する項目が上位を占めています。

817系はJR九州で活躍する交流区間専用の一般型電車で、MAKIKYUは九州へ足を運ぶ事自体が最近では年に2回程度、そのため乗車頻度も決して高い車両ではないのですが、九州へ足を運ぶと各地で活躍しているだけに、最近では概ね年に1回程度は何処かで乗車していると感じます。

同系の中でも、九州各地で活躍するクロスシート車(0番台や1000番台など)は、シンプルな車両ながらも独特なデザインや、合板と本革を組み合わせた転換式クロスシートなどは気に入っており、着席箇所による当たり外れなどもあるのですが、当たり席に座れれば下手な特急車よりもずっと良いのでは…と感じています。


最近福岡地区ではこれとは異なるタイプも導入され、こちらは2000番台(2両・写真)と3000番台(3両)の2種が存在、ラッシュ時の混雑対策としてロングシート化されている事と、車体色が銀色ではなく白く塗装されているのが大きな特徴で、真っ白な装い故に一部では「白缶」とも称されています。
(実車に関する記事をご覧になりたい方は、こちらをクリックして下さい)


この車両のロングシートは合板を用いた非常に特徴的なもので、一部では「板切れ」「ベンチ」などとも称され、賛否両論が大きく分かれる座席になっています。
(個人的には、それでも首都圏の標準軌某大手私鉄が近年導入している座席に比べればまだマシながらも、長時間乗車には余り適さないと感じています)


知人の中には白缶を大絶賛している者も居り、他車両と白缶が併結された編成が来たら、白缶の先頭車両を選んで乗車するという者も居ますが、先月末にこの白缶3両編成もNゲージ模型として発売され、MAKIKYUも1編成だけ購入したものでした。
(MAKIKYUは他車両との併結を想定し、動力なしの増結セットのみ購入したもので、併連している車両は以前MAKIKYUが購入した他メーカー製品です)

少々値段が高めな事に加え、ステッカーの類が…というのは難点で、模型の内装はさすがに木製ではないのですが、他車両と併結して走らせれば、模型としてはなかなか面白いものです。


また写真は近隣の某レンタルレイアウト走行中の1シーンですが、この車両が走る線路を跨ぐ陸橋を走る高速バスは、幾ら交流区間とは言えども…というギャップを感じるもので、この様な実車ではありえない組み合わせも、模型ならではの面白さと感じたものでした。



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