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種子島を走る大和バス(2)~南北を結ぶ幹線で活躍する車両

2015-09-17 | バス[九州離島・沖縄]

先日「MAKIKYUのページ」では、種子島を走る大和バスの中でも、空港発着便に関して取り上げましたが、今日はその続編として島内南北を結ぶ国道を走る幹線で活躍する車両に関して取り上げたいと思います。

この路線は西之表港~南種子Aコープ間の運行が主体となっているものの、一部便は西之表方で種子島高校、南種子方で有名な宇宙センターまで延長運行される便もあり、後者は南種子の市街地から結構距離がありますので、公共交通機関で島内を観光する際にも有用な存在です。
(前者は利用の主体となっている島内学生向けで、その気になれば西之表港や市街地各所から徒歩移動可能な距離です)

MAKIKYUが島内で2回程この路線を利用した際には、どちらも中型車に当たりましたが、大型車も混用されており、大型車が稼働する姿も何度か見かけたものでした。


乗車した中型車は2台共にトップドア車で、その内の1台は西之表~空港間の便で乗車し、先日の記事でも取り上げた車両とほぼ同型の三菱製中型車でした。

ただ国道を南北に走る幹線で充当される車両は、LED式の行先表示で行先表示を行っており、車内に運賃表示器が設置されているなどの差異が存在するのが特徴です。

 
もう1台はいすゞ製の中型車で、座席がビニール張りのリクライニングシートになっているのも大きな特徴と感じたものでした。


また稼働する姿を見かけたものの、乗車機会がなかった大型車は、トップドア車だけでなく前中扉車も存在していますが、中扉設置車両でも中扉は常時締切、それどころかMAKIKYUが目撃した車両は、この部分にも座席を増設している状況でした。


写真の大型車は2台共に日野製の前中扉車ですが、両者で窓形状が異なるのも特徴で、この写真を見ただけでも、様々な出自の中古車を寄せ集めている事の一端が伺えると思います。

他にいすゞ製の大型前中扉車や、中型車と同様のトップドア車が活躍するなど、台数の割にはかなり豊富なバリエーションを誇っています。

その一部は中種子町のコミュニティバス(大和バスが受託)で活躍する姿も目撃したもので、再び種子島へ足を運ぶ機会があるなら、その際には大型路線車にも是非乗車したいと感じたものでした。



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