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山梨交通の古参路線車~豪華な座席を装備した車両も…

2011-10-19 | バス[甲信越]

先日MAKIKYUが鉄道の日記念きっぷを利用し、山梨県内へ足を運んだ際には、甲府市内で山梨交通グループの路線バスにも乗車する機会がありました。

MAKIKYUが甲府駅前で何台かの路線バスを視察していた際に、中央本線の南側を走り甲府駅の西隣にある竜王駅を経由してから、山梨交通の運行拠点ともいえる敷島営業所(甲府駅からの路線は様々な経由が存在し、各系統を合わせると結構な本数になります)へ向かう便がやって来た際には、比較的古参の大型路線車がやって来たものでした。


MAKIKYUは以前にも何度か山梨交通グループのバスを利用した事があるのですが、当たった車両は主力の中型車ばかりと言う状況で、距離や所要時間的にも手頃な路線と言う事で、隣の竜王駅まで乗車したものでした。
(それでも所要20分弱の竜王駅まで330円を要しますので、JRに比べると割高なのは致し方ないのですが…)

乗車した車両は今流行の車体ラッピングが施されていた点は、車両撮影の点でやや難ありとも感じたものでしたが、いすゞキュービックの前後扉車自体が、今では大都市圏ではあまり見ない存在となっており、地域によって差異はあるものの、地方でも徐々に数を減らしています。

おまけに平成2年式という20年以上活躍している車両(P-LV314K?)でしたので、日頃新しいバスばかりに当たる大都市圏(12年以上経過した車両は、大都市圏特定地域では車検が通りません)に居る身としては、この様な車両に当たるだけでも御の字で、最近MAKIKYUが地方各地を廻って路線バスに乗る際には、古い車両を選んで乗る事がしばしばです。


ちなみにこの車両は年式が古いだけではなく、座席が2人がけのハイバックシートがズラリと並ぶ豪華な仕様となっていたのも嬉しい限りで、しかもギア比が加速型仕様になっているのか、首都圏周辺では余り聞かない走行音を奏でていたのも注目点と感じたものでした。
(首都圏やその周辺では、三菱ふそうや日野の加速型仕様は結構活躍しており、三菱車は大型路線車だけでも1000台以上使用している事業者が存在する程ですが、いすゞとなると結構少数派です)

また甲府駅前を発着する山梨交通グループの路線バスは、この車両以外にもラッピング車両が目立ち、最近では国際興業グループの路線バス塗装統一施策の一環で、国際興業塗装のバスも目立っているのが現状です。

そのため山梨らしさを存分に感じるアイボリーとぶどうを連想させる色彩のバスも減少し、一昔前は嫌と言う程見られた塗装のバスも少数派となっており、甲府市内を走る路線バスの殆どが経由する甲府駅前で暫くバスを視察していた際にも、数台見かける程度でした。


この如何にも山梨交通グループといった雰囲気のバスは、側面に山梨の特産品とも言えるぶどうのイラストが描かれている点も好印象ですが、最近の国際興業塗装のバスでも、MAKIKYUとしてはこのイラスト位は…と感じてしまうものです。



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