明日JR旅客各社や複数の首都圏大手私鉄で大規模なダイヤ改正が実施、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、一大イベントとして注目している方も少なくないと思います。
大規模なダイヤ改正が実施される路線の一つ・小田急線では、快速急行や地下鉄千代田線直通列車の大増発と共に、千代田線を介した3社間での相互直通運転開始(今日までは小田急線~千代田線~JR常磐線の3社間に跨る列車は東京メトロ車両のみ充当)などが注目され、来年に控えている複々線化事業(代々木上原~和泉多摩川)完成を前に、随分大規模な改正が…と感じている方も多いと思います。
またこの改正では複々線化事業完成と共に廃止と噂されていた「区間準急」が、事業完成よりも一足早く設定廃止となります。
他社では幾つかの路線で今春以降も運行されるものの、こちらは比較的地味ながらも小田急ファンとしては注目の話題と感じています。
この件に関しては既存記事(興味のある方はこちらをクリックして下さい)でも取り上げていますが、その後撮影した幾つかの小田急線区間準急に関する画像(ありふれたものと珍しいモノが混在しています)を取り上げ、往年の区間準急に関して振り返って頂ければ…と思います。
・3000形
・2000形
・1000形
・案内表示
各画像に関して感想などがありましたら、コメントもどうぞ。
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新宿からのちとふなに関しては、5~6分ほど、所要時間が伸びてしまいます。
非常に辛く、残念です
今春の小田急ダイヤ改正、都心~新百合ヶ丘以西の利便性向上に力点が置かれた内容と感じています。
現状の限られた設備で快速急行の大増発を行った結果、千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵の2駅~新宿間の利便性は大きく低下、新百合ヶ丘までの最短所要時間(快速急行利用)と大差ない程になっており、遠距離利用者向けの利便性向上が図られた反面、この2駅利用者にとっては非常に歓迎できない内容なのは紛れもない事実かと思います。
来年春に予定されている代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化完成までは、残念ながら不便な状況の打開は厳しいかと思います。
複々線化完成以降は線路容量が飛躍的に増大し、車両面でも各駅停車で千代田線直通の10両編成列車運行が可能になるなど、大改善の余地は大いにあると思いますので、その際には2駅の利便性が大きく向上する事にも期待したいものです。
今回のダイヤ改正は、遠距離通勤者のニーズに応えた形の内容になりましたが世田谷区内の各駅利用者には不満を残すいささか中途半端な内容になりましたね。
あくまでも今回は複々線完成までの暫定措置でもあるので、完成後の大改変に期待したいと思います。
ところで、ここからは趣味的視点ですが今回の改正で
大手私鉄では唯一JR二社との直通運転を開始した点や、他社線区間とはいえJR車両に急行・準急の表示が見られるようになったのは非常に大きな節目になりましたね。今後は試運転で見られたJR車の本厚木以西への進出なども併せて注目して行きたいところです。
快速急行大増発による遠距離利用者の利便性向上と引き換えに、世田谷区内の各停のみ停車駅の利便性は低下しているのはご指摘の通りで、この記事へのコメントでも…という状況です。
ただ今回の新ダイヤを見ると、代々木上原~梅ヶ丘間複々線化後の列車増発を予め見込み、その中で現行線路容量で運行可能な最大限の列車を、優先順位の高い列車から順に運行したのでは…という雰囲気も感じられ、複々線化完成後の大改編に期待したいと感じるのは同感です。
また小田急の車両はJR2社への乗り入れを行う様になったものの、千代田線乗り入れ可能な2形式の中で、JR東日本へは4000形のみ、JR東海へは60000形のみの運行となっており、前者は両数の関係などでJR東海乗り入れはまずないと思いますが、後者のJR東日本乗り入れが今後実現するのか否かも気になる所です。
JR東日本車両の乗り入れ区間拡大に関しても、今後実現するのか否かは気になる所ですが、これはメトロ車に関しても同様で、小田原などへ進出する様になれば、趣味者からはかなりの注目を集めそうですね。
小田急の区間準急は複々線化完成までの繋ぎとも言われており、個人的には予想よりも少し早く種別整理されたと感じる程度ですが、乗り慣れているといつもの姿が急に…という事で、さみしいと感じる事もあると思います。
列車としての運行再開可能性は低いと思いますが、今後イベントなどで表示が見られる機会にも期待したいものですね。