還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

24回目の外来受診

2012年10月06日 | 手術後の外来診察
今現在で術後2年と1ヶ月足らず経過したところです。長かったような、早かったような…
2年前の10月上旬はというと既に退院してまして、自宅リハビリに励んでいました。
リハビリといっても病院からはこれといった指導はなく、朝夕各40分くらいのウォーキング程度でしたが、コスモスが咲いたりしていい季節となり、まだ仕事はしなくて良いし、毎日楽しく過ごしていました~♪

ところで、10月5日の金曜日は退院後通算で24回目の外来でした。8月3日以来2ヶ月ぶりのヴォーリズ記念病院です。
今回のメニューは問診と聴診と血圧測定で検査は無し。
血圧は102-56で、やや低めながら一応正常値。
そのまま次回診察の予約を取り、服を直しながら
真夏のとても暑い日の帰宅途中のこと、会社を出て数分後、歩いていて気が遠くなり倒れる寸前になったことを話しました。
これ以上意識が薄れたらヤバいかも・・・
幸いそれ以上意識が薄れることはありませんでしたが、歩くスピードは緩めました。
目の前が暗くなるということはありませんでした。
駅に着く頃にはまあまあ回復し、意識が薄くなるなんてことはこれ一度きりで、その後はありません。

このことについて先生は、血圧の急な低下が考えられ、原因としてはアーチスト錠が効きすぎているのかもしれないので、減らしてみましょうとの話になり、朝夕各1錠(2.5mg)から朝1錠のみとなりました。
ただし、次回血圧があまり上がっていれば元に戻ってしまいます。

このアーチスト錠、血管を広げ心臓の興奮を抑える作用があり、血圧が下がるそうです。
副作用にはいろいろありますが、私の場合にはふらつきが出ています。
服用量が減るので副作用も減りふらつきが無くなれば、と思いますし、効能が減って血圧が上がるかもしれませんが、もともと血圧は120前後で推移していましたのでこのあたりで維持できれば、と思います。

これで薬はラソプラゾール、アーチスト錠、リバロ錠の1日3錠にまで減りました。