還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

睡眠時無呼吸検査結果

2015年01月30日 | 手術後の外来診察
1月30日10時からヴォーリズ記念病院呼吸器科にて、睡眠時無呼吸について検査結果を聞きました。
結果は良くも無く悪くもなくと言ったところで・・・・今のところ治療は特に不要なものの、軽い睡眠時無呼吸があることがわかりました。

睡眠時無呼吸とは具体的には
無呼吸(APNEA):口、鼻の気流が10秒以上停止すること
低呼吸(Hypo):10秒以上換気量が50%以上低下すること
を合わせたもので、睡眠中のこれらの回数の合計を睡眠時間で割った回数が無呼吸・低呼吸指数(AHI)として表されます。このAHIが20以上になると何らかの治療が必要になります。

私の場合でこのAHIは1日目が13.2、2日目が15.2でなんとか20以下に収まったので、当面治療は不要とのことです。数値の悪かった2日目を例に取ると
無呼吸と低呼吸の回数合計が99回、睡眠時間は6時間31分、99を6.5で割って約15.2になります。

無呼吸と低呼吸の合計時間は約37分で、睡眠時間の10%弱
無呼吸の最長時間は2分ジャスト、平均時間は22秒
酸素飽和度が下がるほどの無・低呼吸回数は29回で合計12分弱

しかし、酸素飽和度は呼吸が回復してもすぐには回復しないためか、酸素飽和度が低下している時間は約1時間となっています。結構長いですね。睡眠中の酸素飽和度の平均は96.4%、95%以上が睡眠時間の83.9%、90~95%が15.8%、残り0.3%の時間は90%を切っていました。最低値は88%という少し恐ろしい値です。低酸素の時間が長いと脳に悪影響を与えるそうですが、まだ大丈夫らしいです。

それと意外なことにイビキは二日間ともゼロ、これはこれでびっくりしました。妻の話でもイビキはあまりかかないらしく、息がしばらく静かになりその後大きく息をするというのを繰り返すのだそうです。気道が狭くなる閉塞性ではなくて中枢性かもしれない・・・・そんな気がしてきました。

当面呼吸器科受診はありませんが、睡眠障害を感じるようになれば再度受診しようと思います。