還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

手術後気胸になったときの写真

2016年11月11日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
私は術後合併症で気胸になったのですが、気胸が判明したレントゲン写真を入手しました。
手術後にICUに入り、翌朝朝食後にレントゲン撮影がありました。胸部と腹部を撮影したのですが、気胸になっていることがわかりました。

その時の胸部レントゲン写真です。
右肺がしぼんで、容積がおそらく半分以下になっています。胸郭内部の外側の方には肺がないわけで画像ではすっきり見えています。もやもや見えているのは血管です。

この時の治療は
胸腔ドレーンを留置しポンプで引いて胸腔内を負圧にし、肺の破れた部分が塞がるのを待つ。負圧にしておいたら肺は膨らみます。その状態で破れた部分が自然に修復するのを待つわけです。

すぐ治ると聞かされていましたが、実際その翌日にポンプ吸引は停止し、さらにその翌日にドレーンも外され、治療は終了しました。