還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

第2室戸台風

2018年09月09日 | 天文・気象
台風21号による高潮で関西空港が大変なことになりましたが、高潮や最大瞬間風速が、昭和36(1961)年の第2室戸台風とよく比較されています。

第2室戸台風は実に57年前も昔に高知県室戸市に上陸した台風ですが、この時私は小学校4年生だったので、よく覚えています。

気象庁は、当初は九州南部に上陸する見込みと予報していましたが、進路が東にずれたことで九州をかすめて四国に来ると、予報が変わりました。

そして実際は朝早く室戸に上陸し、日中は長時間停電し、通り過ぎた夕方暗くなり始めにようやく電気が通りました。学校は休みになりました。

風も雨もすごく、台風が過ぎた後の田畑は冠水していました。屋根に設置されたテレビアンテナが倒れた家も多かったです。

大阪湾の高潮被害のことは知りませんでしたが、関西空港の高潮対策は、この第2室戸台風時と同等の高潮が来ても耐えられることだったようです。

関空の計画時に浮体工法も提案され、すったもんだした経緯がありますが、浮体工法は島自体が潮位に連動するので、高潮に耐えられるといった話だったと思います。

しかし、空港島のような大きな施設を浮体工法で建設した実績がなかったため、普通に埋め立て式の空港になりました。