還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

手術日--9月14日(火)

2010年11月02日 | 入院(手術~ICU)
今回の入院でもっとも濃い日がやってきました。そうです、いよいよ今日は手術日です。
ただし、記憶は薄いんですが・・・・9時前には眠ってしまったからです。
ベッドの壁には昨夜からこんな札がかかっています。
食べるな、飲むな(笑)
今日は三食抜きです。

朝は普通に目が醒めました。手術の直前って浣腸することが多いのですが、入院してから浣腸の話がないので・・・・剃毛もないのですから、浣腸も無いかもと勝手に判断して、トイレに行って腸を空っぽにしてきました。これで迷惑かけることもないでしょう。
歯を磨く必要はありませんが、ヒゲは剃りました。身だしなみは大事です。

T字帯は7時過ぎに付け、昨夜看護師さんが届けてくれた手術着に着替えました。
あー、いよいよ手術なんだ~~~ 豆パパさんの心臓が生まれ変わる記念日です。
そして荷物の最終整理をしていると看護師さんが来られたので、ICUに持って行く品物の入った紙袋を渡しました。そしたらこれも要らんあれも要らんと(笑)、だいぶ減らされました?

そうこうしているうちに妻と娘がやってきて、お父さん、私達が付いてるから大丈夫だよ、みたいなことを言ってます。
私のいるD310号室は私ともう1人のMさん(年齢は1つ違い)が本日手術を受けることになっていて、Mさんの手術内容は冠動脈バイパス手術です。

8時15分頃浅井先生が部屋に来られ、先にMさんと挨拶を交わしています。
その時、妻と私、娘と私でピースしながら写真撮っていました。浅井先生は続いて私のベッドにお越しになり、挨拶を交わすと
「私も撮ってくれる?」と仰り、私と握手しながら写真を撮りました。これは家宝です、はい。
妻が、帰国直後で、時差ボケは大丈夫なのですか?
と聞いてみると、飛行機の中で調整しているから大丈夫ですよ、と。

いつの間にか、車イスが部屋の入り口に。
それに乗り込み、いざ出陣です。8時20分でした。それにしても慌ただしいです。
写真は病室を出たばかりです。病棟を出てそのまま同じ3階の手術室まで2~3分です。

そして下のは、手術室前に到着したときに娘に撮ってもらったもの。ぶれているのを幸い顔を隠さないで出します(笑)
この時、通りがかりの女性から「がんばってね」とエールをいただきました。

そして、手術室に入室です。
この時の看護師さんの決めぜりふ「ご家族の方はここまでです」
ドラマと同じですよね。

手術室の入り口は何とも殺風景? な、ただの鉄の扉です。
しかも、手術室という看板もありません。知らなければ、素通りしてしまいますよ。
まあ、それはそれで良いんですけどね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿