還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

今までに訪ねた万葉歌碑

2024年04月21日 | 雑記帳(その他)
ふと思い出したのですが・・・
ウォーキング途中などに、時々万葉歌碑に出会って写真撮ったなぁ~~
ちょっと整理してみました。

2008年4月
歌碑の場所:近江舞子中浜水泳場(滋賀県大津市南小松)

ささ浪の比良の都のかり庵に尾花乱れて秋風そ吹く

2016年11月
歌碑の場所:山辺の道南コースの道端(奈良県天理市中山町)

衾道乎 引手乃山尓 妹乎置而 山徑往者 生跡毛無
訓読み:衾道を引手の山に妹を置きて山路を行けば生けりともなし
作者:柿本人麻呂
揮毫:犬養孝
ここで妹とは先立たれた妻をさしています。

2019年2月
歌碑の場所:柳が崎湖畔公園港の東(滋賀県大津市柳が崎)

淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尒 古所念
訓読み:淡海乃海 夕波千鳥 汝が鳴けば 情もしのに古思ほゆ
作者:柿本人麻呂
揮毫:犬養孝

2018年11月
歌碑の場所:近江大津宮錦織遺跡(滋賀県大津市錦織)

玉たすき 畝傍の山の 橿原の ひじりの御代ゆ
生れましし 神のことごと 栂の木の いや継ぎ継ぎに
天の下 知らしめししを そらにみつ 大和を置きて
あをによし 奈良山を越え いかさまに 思ほしめせか
天離る 鄙にはあれど 石走る
近江の国の 楽浪の 大津の宮に
天の下 知らしめしけむ 天皇の 神の命の
大宮は ここと聞けども 大殿は ここと言へども
春草の 茂く生ひたる 霞立つ 春日の霧れる
ももしきの 大宮ところ 見れば悲しも
壬申の乱の後、柿本人麻呂が廃墟になった近江大津宮を訪ねたときに詠んだ長歌です。
揮毫:坂本信幸

2019年11月
歌碑の場所:乙女が池の西のほとり(滋賀県高島市勝野)

大船 香取海 慍下 何有人 物不念有
訓読み:大船の香取の海に碇おろしいかなる人か物思はざらむ
※香取(かとり)の海は琵琶湖を指す
作者:柿本人麻呂

2019年4月
JR大津京駅前ロータリー

あかねさす紫野行き標野行き
野守は見ずや君が袖振る
作者:額田王
揮毫:俵万智

紫草のにほへる妹を憎く
あらば人妻故に我れ恋ひめやも
作者:大海人皇子
揮毫:小野寛

万葉歌碑に限っても、たくさんあります。

ちょっと調べただけですが滋賀県内だけでも、20基以上未踏です。ウォーキングなどで近くを通るときは寄ってみましょう。

実は先日唐崎神社を訪ねたとき、北に2分歩けば万葉歌碑が建立されている唐崎公園にたどり着けました。残念。

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