還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

日本の家は寒い

2024年09月23日 | 日記
しばらく前にネットで、日本の家は寒いという記事を読みました。

ランキングというわけではないのですが、最も寒いのは四国の香川県の家、とも。
四国は暖かい地域なのですが、家が寒いってね?

どゆこと?
と、思い始めてあれこれ掘っていました。

それで理解が進んだのですが、要は断熱性能の良し悪しなんですね。
暖かい地域の家は、断熱についてあまり考慮されていないそうです。

家の建築に関して、断熱等級という指標が国交省により定められているのです。
初めて知りました^^;;;

この等級は1から7まであって、数字が大きいほど性能は高くなります。

       等級
1980年以前 無断熱(断熱への配慮なし、等級1)
1980年   断熱等性能等級2 省エネルギー基準制定
1992年   断熱等性能等級3 省エネルギー基準改正
1999年   断熱等性能等級4 省エネルギー基準改正
2022年   断熱等性能等級5、6、7制定

2022年に3ランクの等級が制定されています。
1980年以前の家の断熱はなんにも無かったわけですが、等級制度制定時に1としています。
0でも良かったのでは・・・?

等級2から4までの改正スパンは10年前後ですが、5、6、7が制定されるまで23年もかかっていますね。もっとも途中小幅な改正はされているみたいです。

このような歴史がありまして
それで、私の住まいに断熱等級を当てはめてみると

1980年春~1990年夏まで住んだ1970年頃建築の家は 等級1
1990年夏に新築し2018年夏まで住んだ家は     等級2
2018年夏に引っ越したマンションは        等級4

となります。

マンションに引っ越した当時は等級4が最高ランクだったのですが、2022年に等級5、6、7が新設され、2025年以降は等級4が建築許可の出る最低基準になります。

ということで2018年には最高ランクだった等級4が、7年後の2025年には最低ランクになるのです。めまぐるしいですね。

そして少し先ですが、2030年にはランクが引き上げられ、等級5以上でないと建築できなくなります。

今住んでいる地域は、等級4でも複層ガラスは必須ではなく単板ガラスでも良いのですが、自宅マンションは窓ガラスが二重ガラスになっていて、結露したことは皆無です。したがって実力は等級4より上かもしれません。

「断熱等級と室内温度の目安」の表を拾ったので載せます。


断熱の悪い家に住んでいた頃は、50歳を過ぎた頃から冬になると耳たぶにしもやけができました。

長らく原因がわからなかったのですが、前の家は外気温が零下になると室内温度も3℃とか4℃まで下がっていました。

極端な例ですが外気が氷点下4℃の時、室内が1.7℃。こんな寒い部屋で寝ていたので耳たぶが冷やされてしもやけになったのだと思います。

今は室内温度が12℃を下回ることはないので、しもやけになることはなくなりました。

また、あまり寒い部屋で寝ていると短命になると言われています。

こんなのも・・・
室内環境のイメージ


定性的ですが、案外わかりやすいと思います。

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