還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

無縁墳墓の改葬-2

2024年09月13日 | 日記
7月23日の記事で
まずは自治体の担当部署に聞くのが1番と思い、質問の内容をまとめています。
と書きました。

その後質問を提出しまして、しばらく後に自治体から回答をいただきました。自分ちの墓じまいの時に世話になった方からでした。

ざっくり書くと、あまり厳密なことは言われておりません。

官報にて無縁墳墓等改葬を公告する
公告と同じ内容の立札を製作し、墓地に立てる
公告(立札)に書く内容のうち、被埋葬者の特定が困難な場合は、氏名と本籍は不詳で良い
定期的に、立札を含めた墓地の写真を撮る

公告日の翌日から1年後までに、被埋葬者の縁者等から申し出が無ければ改葬ができる

官報公告と立札の内容を一致させる程度、写真撮影の内容や撮影間隔は自治体に確認しておく

公告や官報など一般人の私には一生縁のないものと思っていましたが、あにはからんや、改葬について官報にて公告することになりました。

公告の文面は任された(テンプレートもない)ので、ネット情報を参考にします。
※ネットを掘るとたくさんの例文があります。

公告は私の住所地から申請します。立札は作ってもらって自分で設置するか、設置まで依頼するか迷っています。自分で設置するなら家の近くの看板屋さんでも良いし、墓地のある四国でも良いし。
設置まで頼むのなら四国になりますね。

いとこに看板屋さんを紹介してもらったので、一度コンタクトを取ってみます。

無縁墳墓改葬の件数は全国で年間千数百件、改葬の主体はほとんどが自治体や寺院そして霊園で、個人は年間で100件にも満たない件数です。率で言うと5~7%程度でしょう。

自治体の担当者に聞いたところでは、個人による無縁墳墓の改葬は聞いたことが無いと。。。
ふーん、私がやろうとしているのは相当にレアなんですね。

それにしても、70年も生きていると、いろいろと経験が積めますね。これが終われば、土地の処分がやりやすくなります。

とは言っても、まだ始まってもいないのですが。


墓地埋葬法は制定されて70年以上が経ち、それこそガチガチに固められています。ほんともう厳密で。

古い墓の改葬を自分でやってみろと言いたくなります。

さて、改葬の対象となる無縁墓の経緯ですが、少しだけわかりました。

ざっと書くと、おそらく昭和10年代に祖母の知人が自分ちから移設したものらしい。
私の生まれる10年くらいは前で、父と母は出会ってもいません。

おそらく、祖母に頼んだ人には直系の子孫がいなくて、藁にもすがる思いだったのかもしれません。

祖母の死後は婿入りした父がお墓の面倒を見ていましたが、父は私に何も託しませんでした。

これらのお墓はモルタルの基壇に整列しています。ということは元あった場所から移設したのは間違いなく、またこのようなケースでは地下に遺骨はないらしいです。

遺骨が土に還った古いお墓は改葬が不要です。遺骨を異なる場所に移すことを改葬というので、遺骨がなければ墓石を撤去して完了となります。

そうは言っても地面を掘り返さないと、遺骨の有無が確認できないので、やはり改葬の許可は必要です。

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