お小遣いで買った本、もう1冊は、“ワールド・カー・ガイド4 CITROEN”(ネコ・パブリッシング、平成14年改訂2版)。
このシリーズは、新版もあるようだが、旧版の表紙には“Citroen 2CV”のイラストが書いてあって、ぼくは旧版のほうが好きだ。
早く買わないと絶版になってしまうと思いつつ買わないままでいたが、今回思い立って買うことにした。
シトロエン2CVのクルマとしての価値はよく分からいけれど、とにかく形というか佇まいが好きなのである。
ただし、残念ながら日本の風景にはちょっと合わない。
“アメリカン・グラフィティー”で、主役のリチャード・ドレイファスも乗っていたが、あの映画のアメリカの田舎にもあっていなかった。
バーナビー警部や、フロスト警部(出てきたっけ?)の、イギリスの田舎の風景にはよく合っている。
もちろんフランス映画や、メグレ警視はいうまでもない。“裁きは終わりぬ”で、陪審員に指名された農夫が裁判所に出向くときに、フランスの田舎道をシトロエン2CVで出かけて行ったと思う。
* 写真は、“ワールド・カー・ガイド4 CITROEN”(ネコ・パブリッシング、平成14年改訂2版)の表紙カバー。
2010/1/22