豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

謹賀新年(2011年 元旦)

2011年01月05日 | あれこれ
 
 謹賀新年

 2011年 元旦

 遅ればせながら、今年のわが家のおせち料理。
 女房が西武百貨店池袋店のおせち(金3万円也)の広告写真を参考に作ったもの(女房曰く)。

 もう少し近づいて撮った写真も添付しておく。

                      

 授業が始まる1月7日(金)までは1日1冊本を読もうと決めて実行している。どんなに途中を端折っても、とにかく夜寝るまでに読み終えるのである。読まないよりはまし、程度の読書である。
 そんなわけで、豆豆先生の書き込みが遅れてしまった。

 1月1日(土) 吉武久美子『医療倫理と合意形成』(東信堂)
 1月2日(日) アップルバウム他『治療に同意する能力を測定する』(日本評論社)
 1月3日(月) ウォーラーステイン『セカンドライフ--離婚後の人生』(草思社)
 1月4日(火) ベッカー『経済学ではこう考える』(東洋経済)
 1月5日(水) ドゥネス編『結婚と離婚の法と経済学』(木鐸社)

 ちなみに昨年末は、
 12月26日 筒井淳也『親密性の社会学--縮小する家族のゆくえ』(世界思想社)
 12月28日 ローゼンブラット『中絶--生命をどう考えるか』(草思社)
 12月30日 NHK取材班『無縁社会』(文芸春秋)
 12月31日 北村暁夫編『イタリア国民国家の形成』(日本経済評論社)(の中の1本)
 を読んだ。

 最後の本は献呈を受けたのでお礼状を出すために、その他の本は買ったままになっていたのが気になったので読んだ。『中絶』は新年早々の講義で扱うテーマでもあり、治療同意関連の本も3月までに書かなければならない原稿に関係するので読んだ。 
 意外にも、患者の自己決定権を重視しているはずのアップルバウム『治療に同意する能力~』も、患者の理解を援助するための家族らの関与を認めており、他方、自己決定権に懐疑的な吉武の本も家族や医療者を交えた患者らの共同決定のプロセスを重視しており、具体的な場面における両者の結論にそれほど径庭があるわけではなかった。

 2011/1/5記