香川県の小豆島高校が春の甲子園に出場した。
小豆島高校は、私の女房の出身校である。
自分の身内の出身高校が甲子園に出場することなど夢にも思わなかった。
失礼ながら、とても甲子園に出られるレベルとは思ってもいなかったのだが、実は昨秋の香川県大会で高松商業を破って優勝する実力校だったらしい。
何年か前にも、力のある投手が在籍したことがあり、新聞記者が試合を取材に来たり、ヤクルトのスカウトだった岡林が来たという話を聞いたこともあったから、素地はあったのだろう。

しかも、驚いたことに、女房の話では、4番でキャッチャーの選手は、義父のいとこの孫だという。
遠縁とはいえ、よもや親戚から甲子園出場者が出るとは思いもしなかった。
残念ながら試合は1回戦で負けてしまったが、接戦で、わが家は大いに盛り上がった。
小豆島と言えば“二十四の瞳”だが、小豆島高校の野球部員は17人という。
“三十四の瞳”である。
2016/3/22 記