今回の軽井沢での仕事は、この6月に成立した民法・相続法改正の解説書を読んで、後期のレジュメを作成することがメイン。
夜の休憩用のビデオは、メグレ警視シリーズの“メグレと聖歌隊少年の証言”、“メグレと田舎教師”、“マダムキャトルと子どもたち”の3本だけ持参した。
1本目と3本目は“メグレ警視”DVD(BOX 3)所収、2本目の“メグレと田舎教師”(下の写真)は単品。
いずれも、これまでに何回か見たものだが、最近は見ていなかったので、久しぶりに見ようかと思った。
偶然にも、どれもメグレと子どもの交流が見られる作品だった。
そして、3作とも、何回みても好印象を残す作品だった。
日本のテレビで流しているようなものとは違って、1作1作丁寧に作られているのが伝わってくる。
カットがよくて、どの画面からも一昔前のフランスの郊外の町の雰囲気が伝わってくる。
ただのテレビドラマというより、映画に近い。アラン・ドロンの“フリック・ストーリー”や“シベールの日曜日”のような印象である。
帰京後、東京のBSミステリー・チャンネルで、ローワン・アトキンソンの“メグレ警視(シーズン 2)”をやっていた。シーズン1に比べると、ミスター・ビーン色はいくぶん弱まってはいたが、やはり彼にメグレは無理である。
ブリューノ・クレメールを見た後では・・・。
2018/9/15 記