きょう2022年7月23日は、ぼくがこの『豆豆先生の研究室』を goo ブログに開設してから6000日目にあたると、「編集」欄に表示された。
2006年2月26日に、息子に作業を全部やってもらって開設して以来(「豆豆先生の研究室」というブログの名前も息子による命名である)、時に中断もあったが日記代わりに書き続けてきた。
あれから16年余り。飽きっぽい性格のぼくとしてはよくぞ続いたと思う。
若い頃には『深代惇郎の天声人語』シリーズ(朝日文庫だったか?)を愛読して、将来は「コラムニスト」という職業になりたいと思った時期もあった。職業にはならなかったが、雑文を書くことは嫌いでなかったのだろう。
“Nostalgic Journey ” というサブタイトル通り、最初の頃は思い出話を書いていたのだが、いま読み返してみると、そんなこともあったかな、と現在では忘れてしまったエピソードや、忘れてしまった映画や本の内容や、TV番組の主題歌、CMソングの歌詞などもある。
覚えているうちに書いておいて良かったと思うけれど、忘れてしまったからといって何か不都合があるわけでもない。
「人間の老いを苦しめるのは、肉体の衰えではなく、過去の記憶の重さである」とはモームだったかジンネマンの言葉だったが、忘れてしまうような記憶など忘れてしまって身軽になったほうが良いのかもしれない。
ちなみに、きのうの時点で閲覧数の累計が192万PVをこえていた。
2022年7月23日 記
※ 冒頭の写真は、第1回目の書き込みに添付した軽井沢(軽井沢町大字長倉字獅子岩)の獅子岩がある小山の頂上にあった培風館山荘(と思われる建物)を遠望したもの(1965年の2月頃だったか)。その後若干並べ替えたので、現在では第1回目の投稿ではなくなっている。