“サクマ式ドロップス” のサクマ製菓が廃業することになったという記事が数日前のニューズで流れていた。
驚いたことに、このニュースが流れるや、サクマのドロップが買い占められて、高値で転売されているというニュースが流れた。
ネットで “サクマ式ドロップス” を調べると、なんと1万6900円などというとんでもない値段がついている。
まさかこんな値段で買う人もいないとは思うが、妙な社会になったものである。
幸いにぼくは、2015年の8月に、軽井沢から草津、白根、万座をドライブした折に、偶然草津の道の駅で(上の写真)、この缶を見つけて買った。
中身のサクマのドロップよりも、ぼくの(ジブリでただ一つだけの)お気に入りの “火垂るの墓” のイラストの入った缶に魅せられて買ったのだった。
写真の日付けを見ると、偶然にも8月15日、終戦記念日だったようだ。
そしてこの年、これまたぼくが好きだった原作者の野坂昭如さんが亡くなったのだった。
2022年11月17日 記