きのう朝(7月30日)のNHKラジオ「山カフェ」(?)で、ゲストの小林綾子が、山好きのお母さんの影響で小さい頃から山登りを始め、高峰高原が入門者向きにお奨めだと語っていた。
その話をきっかけに、高峰高原ホテル(上の写真)までドライブすることにした。
軽井沢を10時に出発して、1000メートル林道、国道18号を経由し、浅間サンラインを松井農園入口で右折して、チェリーラインとかいう曲がりくねった山道を10キロほど登って、高峰高原ホテルに到着。標高は2000メートルあるというが、気温はそれほど涼しくはない。
真っ青な夏空に、いくつも逞しい入道雲が湧いている。濃い緑の山間の眼下に広がっていたのは小諸の街並みだろうか。
何年か前に、小高い小山の頂上にある真田幸村の居城跡から見下ろした上田の町を思い出した。同じ長野県というだけで類似性があるわけではないが、どことなく風景が似ていた。山並みと夏空と真っ白な積乱雲のせいかもしれない。
日帰り入浴に浸かってから、高峰高原ビジターセンターというところでソフトクリームを食べる。周りはトレッキングというのか、山歩きから戻ってきたハイカーが数組。年代はぼくと同世代で、がやがやと煩くしゃべっている。
来た道を戻るのも能がないので、「嬬恋方面」という道路標識にしたがって、嬬恋、鬼押出し経由で帰ろうと思ったが、ホテルの人が「途中は舗装されていない道路もあり、お奨めできない」というので、来た道を戻ることにした。
下りは急カーブもああまり気にならなかった。浅間サンラインから眺める浅間山はどこか無骨で、火山だなあと思わせる(上の写真)。軽井沢から眺める浅間山は裾野をゆったりとなびかせて、優雅な印象である。
2023年8月1日 記