きのう11月9日(土曜日)の午後4時すぎ、西武池袋線下りの車窓からチラっと見えた富士山の山影。
夕日を背景にしてブルーグレー色に映えていた。まだ雪化粧はしていないようだった。安物のスマホで撮った写真なので、見えるかどうか。中心部を拡大したものの、もともとが悪いのであまり効果はなかったようだ。
手前のグラウンドは都立大泉高校の校庭。
きのうは、40年近く参加してきた学術団体(学会)の研究会があった。
その団体を昨日を最後に退会した。75歳になるのを機に、そろそろ潮時だろうと考えた。やがて判断能力がなくなって、数年間会費未納によって除籍処分になるより前に自分で自己決定できるうちに退会することにした。・・・のだが、少し寂しい気持ちになった。
そんなぼくの心に、初冬(晩秋)の夕日に染まった富士山とあかね雲が訴えてきた。
と言っても、若山牧水や北原白秋ではなく、「北国の二人」や「バラ色の雲」が心に浮かんだ。
2024年11月10日 記