毎月一度、月初めの日曜日に、園長さんのガイドによる「花さんぽ」があるから、行ってみないというワイフの誘いで、フラワーセンターに出掛けました。ワイフは二度目ですがボクは初めてでした。
10時半からスタートしますが、もうその10分前にはゲート前に大勢の人が集まっていました。園長先生がみえ、早速、目の前の白い花をいっぱい咲かせている山法師(やまぼうし)の説明が始まりました。花にみえるのは苞と呼ばれる部分で、真ん中の緑の部分が蕾だそうです。それを坊主頭にみたて、白い頭巾をかぶっている、それで、山法師ということなんだそうです。アメリカから渡ってきた花水木は、同じ仲間で、正式には「アメリカ山法師」というそうです。でも今は花水木という呼び名が一般化しています。たしかに、アメリカの山法師さんじゃ、人気が出ませんね。園長さんもおっしゃっていましたが、呼び名は変っていっていいそうです、どの花も別名、異名があって、そちらの方が、花の特徴をうまくとらえている場合がよくあるそうです。
そして、今が旬の花菖蒲のところでは、菖蒲、あやめ、との違いを説明してくださいました。なんと、菖蒲はさといも科の所属で(ボクは里芋の煮っ転がしが大好きです)、しょうぶ科の花菖蒲とあやめとは、分類学的にも離れているそうです。三者ともみかけが似ていますが、葉の中央の主脈の太さ、強さをみれば、一目瞭然だそうです。花菖蒲だけが太くて、強い主脈をもっているのです。それと花菖蒲の伊勢系、江戸系、肥後系の違いもよく分りました。これは教えません、知りたい人は入園料を払って来てくださいね(笑)。
花壇のところでは、リビングストン・デージーがまっ盛りでした。アフリカ探検家の名前がついているように、アフリカ原産で、お日様が大好きで、日中だけ開花する(雨がふるとしょんぼりしてるらしい)、”晴れ女”みたいな花です。和名が「るりちょうちょう」のロベリア、花に花輪のような色とりどりの帯がある「はなわぎく」、いずれもアフリカ生まれだそうです。”今日も暮れゆく異国の丘”でもがんばっていますね。その隣りに、赤と白のナデシコが並んで植えてありました。ボクは、なでしこの花の、あのやわらかな、なんともいえない風情が大好きです。もちろん、なんともいえない風情(?)の最近のやまとなでしこも、まあ、す、す、すきですよ(苦笑)。
そしてバラ園。ボクが以前ここで紹介した、ラブミーテンダーちゃんとその娘のラブユーちゃん(ボクはラブミーちゃんと思っていましたが勘違いでした)トゲのない鎌倉ちゃんについて説明してくださいました。やっぱりボクがみたてたとおり、彼らはバラ園のスターでしたね(エヘン)。
バラ園を出てのすぐの広場に、小さなロッジ風の小屋が建っていました。そして、その小屋には屋根にはいろいろな草花が植えてあり、また、壁には鉢植えの草花がつるしてありました。小屋全体が花で飾られ、まさに「花の小屋」でした。子供たちが中で遊んでいるようで、可愛い幼稚園生くらいの男の子が入り口から飛び出してきました。ボクも初めてみますから、ごく最近出来たようです。
園長さんのお話しですとこういことでした。最近、子供たちの入園も多くなっているが、どうしても、動物の場合と違って、植物はどうもすぐ飽きてしまう傾向がある、それで、なんとか子供達にもっと植物に親しみをもってもらおうと、こういう花の小屋を職員が建てた、ということだそうです。もくろみは当って、子供たちに大人気のようです。小屋の中にはホワイトボードがいくつもあって、いたずら書きがいっぱい描かれていました。それでは足りなくて、柱なんかにも漫画や文字が描き込まれていました。
なるほど、うまい考えだと思いました。花の迷路とか、押し花教室とか、花がらでお化粧して遊ぼうとか、赤まんまのご飯でままごと遊びとか、木登り競争とか、どんぐり合戦(雪合戦のようにぶつけあう)、栗どろぼう、柿どろぼう、花どろぼう遊びとか、いろいろ、子供たちをつなぎとめる企画をたててもらいたいですね。最後の三つのどろぼう遊びは冗談ですよ。ボクら子供のころは普通にやってましたけどね。
夏本番みたいな暑さの中でしたが、とても楽しい、そして少し賢くなった気がした”花さんぽ”でした。おまけに、絵本の中にあるような、”花の小屋”までみつけました。今度、平日の朝早く来て、もし誰もいなかったら、中に入って、ホワイトボードにいたずら書きをしてみたいと思いました。
10時半からスタートしますが、もうその10分前にはゲート前に大勢の人が集まっていました。園長先生がみえ、早速、目の前の白い花をいっぱい咲かせている山法師(やまぼうし)の説明が始まりました。花にみえるのは苞と呼ばれる部分で、真ん中の緑の部分が蕾だそうです。それを坊主頭にみたて、白い頭巾をかぶっている、それで、山法師ということなんだそうです。アメリカから渡ってきた花水木は、同じ仲間で、正式には「アメリカ山法師」というそうです。でも今は花水木という呼び名が一般化しています。たしかに、アメリカの山法師さんじゃ、人気が出ませんね。園長さんもおっしゃっていましたが、呼び名は変っていっていいそうです、どの花も別名、異名があって、そちらの方が、花の特徴をうまくとらえている場合がよくあるそうです。
そして、今が旬の花菖蒲のところでは、菖蒲、あやめ、との違いを説明してくださいました。なんと、菖蒲はさといも科の所属で(ボクは里芋の煮っ転がしが大好きです)、しょうぶ科の花菖蒲とあやめとは、分類学的にも離れているそうです。三者ともみかけが似ていますが、葉の中央の主脈の太さ、強さをみれば、一目瞭然だそうです。花菖蒲だけが太くて、強い主脈をもっているのです。それと花菖蒲の伊勢系、江戸系、肥後系の違いもよく分りました。これは教えません、知りたい人は入園料を払って来てくださいね(笑)。
花壇のところでは、リビングストン・デージーがまっ盛りでした。アフリカ探検家の名前がついているように、アフリカ原産で、お日様が大好きで、日中だけ開花する(雨がふるとしょんぼりしてるらしい)、”晴れ女”みたいな花です。和名が「るりちょうちょう」のロベリア、花に花輪のような色とりどりの帯がある「はなわぎく」、いずれもアフリカ生まれだそうです。”今日も暮れゆく異国の丘”でもがんばっていますね。その隣りに、赤と白のナデシコが並んで植えてありました。ボクは、なでしこの花の、あのやわらかな、なんともいえない風情が大好きです。もちろん、なんともいえない風情(?)の最近のやまとなでしこも、まあ、す、す、すきですよ(苦笑)。
そしてバラ園。ボクが以前ここで紹介した、ラブミーテンダーちゃんとその娘のラブユーちゃん(ボクはラブミーちゃんと思っていましたが勘違いでした)トゲのない鎌倉ちゃんについて説明してくださいました。やっぱりボクがみたてたとおり、彼らはバラ園のスターでしたね(エヘン)。
バラ園を出てのすぐの広場に、小さなロッジ風の小屋が建っていました。そして、その小屋には屋根にはいろいろな草花が植えてあり、また、壁には鉢植えの草花がつるしてありました。小屋全体が花で飾られ、まさに「花の小屋」でした。子供たちが中で遊んでいるようで、可愛い幼稚園生くらいの男の子が入り口から飛び出してきました。ボクも初めてみますから、ごく最近出来たようです。
園長さんのお話しですとこういことでした。最近、子供たちの入園も多くなっているが、どうしても、動物の場合と違って、植物はどうもすぐ飽きてしまう傾向がある、それで、なんとか子供達にもっと植物に親しみをもってもらおうと、こういう花の小屋を職員が建てた、ということだそうです。もくろみは当って、子供たちに大人気のようです。小屋の中にはホワイトボードがいくつもあって、いたずら書きがいっぱい描かれていました。それでは足りなくて、柱なんかにも漫画や文字が描き込まれていました。
なるほど、うまい考えだと思いました。花の迷路とか、押し花教室とか、花がらでお化粧して遊ぼうとか、赤まんまのご飯でままごと遊びとか、木登り競争とか、どんぐり合戦(雪合戦のようにぶつけあう)、栗どろぼう、柿どろぼう、花どろぼう遊びとか、いろいろ、子供たちをつなぎとめる企画をたててもらいたいですね。最後の三つのどろぼう遊びは冗談ですよ。ボクら子供のころは普通にやってましたけどね。
夏本番みたいな暑さの中でしたが、とても楽しい、そして少し賢くなった気がした”花さんぽ”でした。おまけに、絵本の中にあるような、”花の小屋”までみつけました。今度、平日の朝早く来て、もし誰もいなかったら、中に入って、ホワイトボードにいたずら書きをしてみたいと思いました。