気ままに

大船での気ままな生活日誌

夜明けの歌が聞こえてくるような

2007-06-24 16:13:48 | Weblog
今朝の朝焼けも、とてもきれいでした。
昨日のよりも、茜色にも深みがあり、北東の方角への拡がりもありました。

でも、昨日の朝焼けと違って、今日のは、ほんの一瞬でした。

夜明けのうたが聞こえてくるような、
そんなすばらしい朝焼けでした。

・・・・・
夜明けのうた

作詞  岩谷 時子
作曲  いずみたく
歌唱  岸洋子

夜明けのうたよ あたしの心の
 きのうの悲しみ 流しておくれ
  夜明けのうたよ あたしの心に
   若い力を 満たしておくれ

夜明けのうたよ あたしの心の
 あふれる想いを 判っておくれ
  夜明けのうたよ あたしの心に
   大きな望みを 抱(かせておくれ

夜明けのうたよ あたしの心の
 小さな倖せ 守っておくれ
  夜明けのうたよ あたしの心に
   思い出させる ふるさとの空


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ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

2007-06-24 09:35:43 | Weblog
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ。国立新美術館の中央部の、逆円錐(写真)の上部にある、人気のフランス料理店の名前です。

朝一番で、並ばずにモネ大回顧展に入り、出てきたのが10時半前でした。ワイフの要望で、そのお店で昼食をとる予定でしたので、エスカレーターで上がっていくと、な、なんと、なんと、もうすごい行列です。11時オープンというのに、もうこんなに、ナヌッ・・。止めて蕎麦屋にでもしようよ、とボク。一応並んでみようよ、とワイフ。そのうち、係りの女の人が来て、第1回目の入場は、あの青いスカートをはいた人で終わりです、と少し前の行列を指さしテ、この辺の方は2時間待つことになりますがよろしいですか、と。ムム、止めてタンメンでも食べにいかない?とボク。2時間なんてかかるわけない、早い人は1時間で出てくる、とワイフ。

11時前に行列が動き始め、ボクらの少し前で満席(180席ぐらい)になり、椅子に座って待つことになりました。椅子にも座れず、待つ人がずっと向こうまで続いていました。待つ間、青山二郎の文庫本を読んでいました。ワイフはこのお店のパンフをどこからか持ってきて、みていました。のぞき見してみると、ポール・ボキューズという料理人は凄い人らしい。フランスのリヨンでレストランをもち、42年間も連続してミシュランの三つ星を維持しているらしい。そんなすごい人のお店の、日本第一号店なんだそうだ、それなら待つかいがあるかも知れない、それに、フランス料理は芸術だとうたっている、モネの芸術をみたあと、いただく食事には、タンメンちゃんよりこちらの方が似合っている、ボクの側室、日傘の女も喜んでくれるだろう、そんなことを思いながら、待ったの de Arinsu 。

ワイフの予言通り、1時間もすると、第一陣が出てきました。そして、12時すぎに食事を始めることができました。ランチメニューを注文し、早速、赤ワインがきました。一口、う、ううまい。ボクの好みの味だ・・茂木健一郎さんが司会している、先週の”プロフェッショナル”で、ソムリエの佐藤陽一さんは、お客のその日の体調とか気分を察して、ワインの種類を決めるのだそうだ、凄い、きっとこのお店も、そいうソムリエがいて、双眼鏡でボクの顔を観察して、ワインの種類を決めたに違いない、間違いないと、思ったのでした。

ボクはフランスパンをつまみにワインをちびちびと飲んで待っていました(ワインとフランスのパンは相性がいいんですよね)。そして前菜がきました。ボクのは鴨のテリーヌ。一口。う、う、うふふ、ふ、フランスだ、ボクは何故だか、テリーヌを口の中に入れた瞬間、パリの味や香りが口の中いっぱいに広がってきたのです。ボクは仕事で3ヶ月ほどパリに暮らしたことがあります。そのとき、せっかくだからと、パリのいいレストランにも入りました。そのときの味が記憶のように残っていたのかもしれません。テリーヌなんか、どこでつくっても同じだよ、と言う方もあるかも知れませんが、ボクには確かに、そのとき、そう感じたのです。

メインはボクは牛肉、ワイフは鶏肉にしました。ボクは一級グルメには、あまりうるさくありませんが、とてもおいしいお料理と思いました。そして、さっきも言ったように、フランス本場の香りや味のようだと感じました。そして、ボクはグラスワインをもう一杯頼んで、味の芸術をゆっくりと堪能したのでした。

・・・・・
モネ大回顧展も残すところ、あと1週間になってしまいました。ボクのお気に入り、日傘の女にお別れしてきました。ますます輝きを増していました。たくさんの人に観られて、ますますきれいになったように思いました。是非、来年はパリに行って、オルセー美術館で再会したいと思います。そして、出来ればリヨンの、そのレストランにも行ってみたいですね。
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