気ままに

大船での気ままな生活日誌

八雲神社の大神輿についていく

2008-07-21 16:32:52 | Weblog
日曜日、北鎌倉の山内八雲神社の御神輿の町内渡御を宮入まで最後までみてきました(大汗)。この汗は本当の汗で、梅雨明けし、真夏の暑さでした。追っかけだけでも、こんなに暑いのに、担いでいる人の暑さはもう想像を絶するものだったでしょう。おまけに、御神輿は鎌倉でも一、二を争う重量だと聞いています。子供神輿も2基ついていきましたが、子供たちも元気にかついでいました。

御神輿は、昼零時にお仮屋を出発して、鎌倉街道を進み、円覚寺方面へ渡御するとのことでしたので、ボクは円覚寺夏期講座が終わった零時30分頃、すばやく外に出て、今、神輿はどこか、シャーロックホームズのように聞き耳をたてました。すると、微かな祭囃子が明月院方面から聞こえてきました。もう、明月院か、ボクは脱兎のごとく、そちらに向かったのでした。いたいた、明月院の拝礼を終えて、明月川沿いの通りを帰ってくるところでした。ここから、ボクの、午後5時の宮入までの、追っかけが始まったのです(滝汗)。

明月院通りを帰ってくる御神輿


御神輿のあとにはお囃子の車も


御神輿をみつけて安心したボクはお昼を食べていなかったのに気づきました。それで、先回りして建長寺の前の、お蕎麦屋さんで待つことにしました。時間も十分、余裕があるつもりでしたが、蕎麦ができるのが遅く(いらいら)、そのうち、御神輿が建長寺まで来てしまいました(不機嫌な顔)。そのあとすぐきた蕎麦をほとんど呑み込むように、2,3分で食べ終え、建長寺に。滑り込みセーフでした。このお祭りの見所のひとつ、”神仏混淆”の儀式をつぶさにみることができました(にっこり)。建長寺の住職さんが御神輿に向い拝礼。般若心経を読経されていました。神社の神輿をお寺の住職が読経する、明治以前には普通のことでしたが、明治政府のあほんだら法(神仏分離令)(また言っちゃった)により、壊滅状態になってしまったのです。



そして、御神輿は建長寺を離れ、いったん巨福呂坂を登り、円応寺の拝礼を受け、また鎌倉街道を下ってきます。そして、横須賀線の踏切を越えて、浄智寺の参道に入り、そこでご住職の拝礼をうけます。そして、隣りの東慶寺でも拝礼を。

浄智寺へ


東慶寺で拝礼


そして北鎌倉駅前。ここで御神輿が大暴れします。差し、揉みが入り、御神輿は大きく左右に上下と揺れ、動き回り、駅舎に突っ込むような荒々しい感じで、御神輿見物の醍醐味が味わえます。ここと、最後の宮入のときの揉みが最高です。




そして、鎌倉街道を下り、山崎の八雲神社の女神輿に会いにいきます。そうそう、二基の子供神輿も元気につてゆきましたよ。


。。。。。

そして、第二幕。行合祭の始まりです。男神輿が、とある広場に到着すると、となり町の山崎八雲神社の女神輿が待っていて、二基、仲良く並びます。そして、結婚の儀が(笑)。両神社の神主さんにより、祝詞が述べられ、本格的な結婚式がとり行われます。みんな神妙な顔をしています。ボクも、御神輿の結婚式、生まれてはじめてみました。


結婚式がおわり、二基が仲良く、別の広場に移動します。その間、急に女神輿が走り出し、男神輿を抜かしてゆきました。はやくも主導権争いでしょうか(笑)。むかしは両神輿がもみあったりしたそうです(あとの儀式からみて、たぶん、ここで妊娠したことになるのではと想像します;笑)。


そして、このお祭りのハイライト。ご懐妊の式が行われます。その前に、女神輿に晒しがまかれます。腹帯です(爆)。


腹帯を巻いた女神輿と男神輿が並び、ここで懐妊の儀式が行われます。祝詞が読み上げられます。粛々と、儀式がすすんでゆきます。この式が終わると、行合祭が終わります。

そのあと、赤ちゃんを抱いたお母さんが3組、腹帯をつけた神輿の下をくぐってゆきました。子供が元気に育つようにとの儀式だと思います。

そこを出発して、男神輿と女神輿は分かれ道で別れます。キスをして別れると聞いていたのですが、今回はそれはなかったです。でも、担ぎ手の人たちが、また来年、元気な姿で会いましょうと手を振っていました。毎年、結婚式なんて、新鮮でいいですね(汗)。

そして、八雲神社に戻ってきます。ここでは町の人が大勢、待っていました。北鎌倉駅以上に揉み、荒々しい、でも、うつくしい御神輿のおどりがしばらく続きました。




そして、宮入の式が終わります。また、来年、(かつぎ手のみなさんは)元気にかついだり、(ボクは)みたりしたいですね。とても楽しい1日でした。汗汗汗でした。帰ってからのビールのうまかったこと(汗)。






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早朝の蓮の花はすばらしい

2008-07-21 11:32:18 | Weblog
この時期、毎年、大船フラワーセンターでは、蓮の花見物のため、3日間ほど早朝開園しています。蓮の花は4日間ほどしかもたず、開花1日目のは午前5時頃から咲き始め、8時頃には閉じてしまうそうです。そして一番、花のうつくしいとされる開花2日目のはお椀型に開き、昼頃には閉じてしまいます。3日目のは早朝におわん型から皿型まで開き、午後には少し閉じ、半開きの状態で終わります。そして4日めのは早朝、完全開花した後、散り始め、午後は花托だけが残ります(センターの案内より)。従って、早朝観察がもっとも適しているというわけです。

6時10分に到着。おどろきもものきはすのはな。な、ななんと、もう見物客がわんさと来ているのです。6時開園ですよ。おそるべしはす人気。


大部分の人がカメラを向けている。

うっとりするうつくしさ。色もかたちも。旬の開花2日目でしょうか。



開花1日目かな。美少女の風情。

開花4日目のかな。去りゆく姿もうつくしい。咲くもよし散るもよし。

花心もうつくしい

ぼくの緑だってうつくしい、と蓮の葉

ぼくの緑の眼だってうつくしい、と青眼あぶ。


やっぱり私が一番よ。お日様の光りをもらって、さらにうつくしく。



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八坂神社界隈 祇園祭

2008-07-21 05:18:44 | Weblog
16日宵山の夕方、祇園祭の”家元”、八坂神社を訪ねてみた。境内の舞台で岩見神楽が奉納されていた。スサノオノミコト(神社のかみさま、明治以前は牛頭天王だった)の大蛇退治の舞だそうだ。




本殿の前には三基の大神輿が。浅草の三社祭りの三基の大神輿を思い出す。つまらない理由で今年の浅草の神輿は表に出られなかった、かわいそうに。八坂の神輿は大暴れしてくれただろう、翌日17日の神幸祭で。5時の新幹線で帰ってきてしまったので、ボクらは観られなかった。来年は必ず、雄姿を観に来るからね。


八坂神社に来る前の四条河原町付近も、あちこちでお祭り。南座の前では大杉太鼓の乱れ打ち。

樹齢400年の北山杉でつくった大太鼓も脇に。

別のところでは、舞妓さんの踊りも。

先斗町でいっぱい、といきたかったが、ワイフの反対で、松葉屋本店のニシン蕎麦と生ビールに(汗)。


四条通りは宵山の人出がすごい。四条烏丸まで歩いて、クジ免除で、いつも山鉾巡行のトップを飾る有名鉾、”長刀鉾”の駒形提灯をみて帰る。翌朝の巡行が楽しみだ。


。。。

これから、早朝の蓮の花見に出掛けます。フラワーセンターが、この3連休だけ早朝開園(6時)しているのです。帰ったらすぐ、記事にしますね。
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