気ままに

大船での気ままな生活日誌

祇園祭 山鉾巡行(2)

2008-07-26 05:42:23 | Weblog
いきなり、真夏の到来で、身体の方がついていけませんね。熱中症にならないように気を付けてくださいね。さて、間延びしてしまいましたが、先日、心の熱中症になってしまった(笑)、祇園祭山鉾巡行、その2を報告したいと思います。前回は”山鉾横綱”の長刀鉾と月鉾を紹介しましたが、今日は、その他の面白い山鉾を紹介しますどすえ。

まず蟷螂山(とうろうやま)。別名カマキリ山といいます。
昨年来ボクの好きな山のひとつです。山鉾として唯一、からくりがほどこされていて、ときどき、カマキリが手を挙げたり、羽根を拡げたりの威嚇行動がみられるのです。それが人気なのです。それと、今回初めて知ったのですが、蟷螂山は、14世紀後半の南北朝時代に、薬や菓子で有名な”ういろう”を始めた外郎(ういろう)氏がつくったのだそうです。外郎家はその後、小田原に移り、現在も家が存続しています。地元の新聞でみたのですが、宵山で、小田原市の関係者40人が集まり、歌舞伎の口上で有名な早口言葉”外郎売の口上”が披露されたようです。わが神奈川県との関わりを知り、一層好きになりました。

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かまきり山がやってきた

動作するかまきり

途中で言うことをきかなくなり、修理するヒト(笑)

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綾傘鉾。山鉾の古来の形”傘鉾”のひとつ。大きな傘と棒振り囃子で巡行します。可愛い稚児さんも5人ほど行進していました。暑そうでした。

綾傘鉾がやってきた

赤熊をかぶり棒を回し踊る。古来、壬生村(新撰組の壬生でしょうか)の人々が奉仕されていたという。

可愛い稚児さん。


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そして優雅な山鉾たち。

四条傘鉾。


菊水鉾。


船鉾。


トリは鶏鉾(笑)。酉年なんで、エコひいき。

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観る人。観られる人(笑)。





最後の四つ角で辻回し。よいしょ、よいしょと力が入る。ここを曲がって、新町通りに入ると、長い巡行が終わります。暑い中、ご苦労さまでした。



とても楽しい、3日間の祇園祭りでした。2日目で梅雨明けし、一気に暑くなりましたが、不思議と疲れませんでした。むしろ深い森に入ったときのような、やすらかな気持ちになりました。きっと祇園祭は、千年の歴史の森のようなものなのでしょう。来年ももちろん、行きます。そのときは17日夕方から行われる、八坂神社の神幸祭に参加し、そのあと御神輿と一緒に京都を練り歩きたいと思っています(汗)。



コメント
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