気ままに

大船での気ままな生活日誌

由布院温泉街の風景

2009-12-27 16:26:50 | Weblog
温泉街の風景とゆうと、たとえば熱海や別府(ここは行ったことはないけど、たぶん)のように、射的場があったり(ぼくはわりと好きなのだ)、スナックがあったり、小劇場(汗)があったり、そうした風景を思い浮かべる。ところが、由布院の温泉街は、そんな雰囲気はみじんもない、おじさん好みではなく、若い女性好みの街の風情なのだ。軽井沢とか、鎌倉でいえば小町通りみたいなと、いっていいかもしれない。

ただ、際立って多いのが、アート関係のお店や美術館だ。少なくとも30はあるだろうと旅館の人が言っていた。ぼくは、たった一泊だったから十分探訪できなかったけれど、ひとつだけ、由布院美術館に寄ってきた。ここで42歳の生涯を終えた、佐藤渓さんいう、画家であり、詩人でもある放浪芸術家の作品がたくさん展示されていた。

人物画、風景画ともにあり、繊細そうな作品もあれば、大胆なものもある。色っぽいものもある。人間も風景も一時として同じ景色はない。一瞬一瞬を素直に写しとったという感じである。中庭のある回廊型の美術館で、ついつい多くの時間を費やしてしまった。富士枝さんという方に想いを寄せていたようで、襖絵の4枚に裸の富士枝さんが、大事なところに天狗のお面(爆)や、さまざまなお面をつけて、踊っているような作品は圧巻だった。これは死ぬまで手元においていたらしい。その絵はそこでは撮影できなかったが、たまたま、数日後の飛鳥Ⅱの図書室でみつけた。

(富士枝像)




さていくつか、由布院温泉街のいろんなアート関係のお店や美術館を。シャガール美術館

ゲゲゲの鬼太郎館

猫屋敷。どこかでみたことのある猫の給仕さんが。

トリックアート館。

交通博物館?ミゼット、久しぶりにみた。大村昆さんのコマーシャルを思い出した。ボンネットバスやプロペラ機。なつかしいな。

唐辛子やゆず胡椒屋さん。

朝の散歩で、金鱗湖。湯気があがっているのがみえた。ラッキー。

その近くにある、名旅館、亀の井別邸。もうお正月の準備をしていた。
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