気ままに

大船での気ままな生活日誌

両横綱万全 稀勢も逆転勝利

2010-01-20 18:37:27 | Weblog
両横綱、圧勝。優勝争いは完全に二人に絞られてきました。

○朝青龍 下手投げ ●把瑠都 こんなに浮き上がった把瑠都みたことがない


○白鵬 押し倒し ●豪風 しばらくたちあがれなかった



○稀勢の里 小手投げ ●安美錦
 辛勝なので写真なし 勝ち越すまでは写真をつけない

おざわあほの富士対けんさつぼけの里戦は、まだ、立会いでにらみあったまま。こっちの相撲の方がおもろいな。決まり手は猫だましか、張り倒しのどちらかだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洛中洛外図屏風 舟木本

2010-01-20 11:41:34 | Weblog


”洛中洛外図屏風 舟木本”岩佐又兵衛の作なのかどうなのか、それは抜きにしても、さすが重要文化財だけあって、すごい洛中洛外屏風だった。説明文によるとたいていの洛中洛外図は、西の方から見た東半分、東の方から見た西半分の一対の、京を描いているが、ここでは、南の方から(東寺あたりから)みた京の中心部を描いている、ということだ。

とにかく、屏風絵に描かれている人の数がはんぱではない。前日のブログで紹介した砂川幸雄の”浮世絵師又兵衛は何故消されたか”の舟木本のところでの記述によると、2600人の人物、そのうち、8人の南蛮人がいるということだ。本物の屏風ではうす暗く、またガラス越しなので、一人ひとりの姿態が十分確認できないが、別のところのVRで細部を拡大できる。また、ミュージアムシアター(予約が必要)では、説明付きで、京の風俗、京の信仰、名所等などのテーマ別に、関連の部分を拡大表示してくれる。

それによると、右から左へ、時が流れていて、右端の豊国廟ではお花見の風景、鴨川沿いでは初夏の田植え、そして寺町通りでは祇園祭が行われている。時代は、大阪冬の陣がはじまる直前で、右端には秀吉が建立した方向寺の大仏殿が華やかに、左端には徳川の、三つ葉葵の紋章がちらつく二条城が対抗するように描かれている。

三筋町遊郭では遊女たちが男を誘う様子とか、僧が稚児さんを連れて歩いていたり、神輿をかついだり、踊ったり、商売をしている庶民の姿も、こと細かく描かれている。一人ひとりの所作に物語を感じさせてくれ、あきさせない。ぼくは、高さ、約50センチメートルくらいの屏風リーフレットを買ったが、昨日も酒を飲みながら、拡大鏡を通して、ながめていた。2600人もいるのだから、一人ひとり、みていたらいくら時間があっても足りないだろう。これを描いた、絵師はどれほどの時間をかけたのだろうか、と想う。桜の花びらと違って、一人ひとりの顔の表情、姿態がそれぞれ違うし、加えて、当時の風俗を織り交ぜていくのだから、相当な力量がなければ描けるものではない。

屏風絵や絵巻物も、なかなか面白いものだなと、最近思うようになった。今回、舟木本をみて、さらにその思いが強くなった。これをみるきっかけをつくってくれた、”浮世絵師又兵衛は何故消されたか”の著者、砂川幸雄さんに感謝したい。
。。。

こういう画面があって、特定の部分をタッチすると拡大できる。とても便利だった。


ぼくが買ったリーフレット(汗)

豊国廟でのお花見

清水寺

祇園祭のお神輿。山鉾巡行のあとの八坂神社の神輿かな。この夏は是非行かねば(汗)。

鴨川付近での農作業。

これも祇園祭。これは母布(ほろ)と呼ばれる飾りだとのこと。今もあるのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする