気ままに

大船での気ままな生活日誌

真央ちゃん 四大陸フィギュア優勝

2010-01-29 21:37:18 | Weblog
今晩はちょっと疲れたので、今はやりのツイッター風に、簡単に。

真央ちゃんが4大陸フィギュアで逆転優勝した。ほっとした。今日は、北浦和の埼玉県立近代美術館で”小村雪岱とその時代”を観てきた。真央ちゃん同様、雪岱の(描く女性の)フアンになった。では

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横山大観と足立美術館

2010-01-29 07:59:42 | Weblog
ぼくが現役時代、茨城県民だったころ、大観の生まれ故郷の水戸や、大観が、岡倉天心に従い、下村観山、菱田春草らとともに研鑽にはげんだ、茨城県北部の五浦(天心記念五浦美術館)に何度か訪ねたことがある。彼らが海に面した粗末な部屋で、並んで絵を描いている姿を撮った写真をそこでみたが、忘れられない。そして、大観が晩年まですごした上野池の端の、現在は横山大観記念館になっている旧住居は、今もときどきのぞきに行く。

今回、訪問した足立美術館が、別名、”大観美術館”とよばれるほど、質量とも日本一といわれるほどの大観の作品を蒐集しているとは知らなかった。そして、ちょうど、冬季特別展”横山大観の12ヶ月”をやっていて、その一端を垣間見ることができた。”大観室”に20数点の作品が展示されていた。十分楽しめた。

大観といえば富士山だが、ぼくは富士山は大好きだが、絵画の富士山については、葛飾北斎のは、実物に匹敵するほどうつくしいと思うが、他の画家が描く富士山は、大観のも含め、あまりときめきを感じたことがない。本物があまりにうつくしすぎるということなのだろう。今回の展示品には富士山はほとんどなく、草花や風景画が主体だった。春の砂浜の草花(たんぽぽ、つくし、すぎなや、そして蟹)を描いた絵”麗日”や、二、三分咲きの梅の木を描いた”白梅”など、心なごむ作品は、さすが大観だと思った。

麗日

白梅


今回は展示されていなかったが、屏風絵”紅葉”や、あどけない子供の姿を描いた”無我”を観られなかったのは残念だった。前者は秋季特別展(9月1日から)、後者は夏季特別展(6月1日から)で展示されるとのことだ。ちょっと遠いので行けないだろう。絵ハガキだけでがまんした。

紅葉

無我

。。。

榊原紫峰のコレクションも多く、小展示室にそのコーナーがあった。花鳥画がほとんどである。なかなか良かった。松とか竹とか梅、おめでたい絵(笑)が多かった。京都の出で、土田麦僊、村上華岳らと共に国画創作協会を結成した画家だそうだ。おぼえておこう。

静物の図


大展示室は、”長寿の芸術家たち”という面白いテーマでまとめていた。大観89歳、安田靫彦94歳、平櫛田中107歳、と長寿だ。この中に、清方さんや寺島紫明も入っていた。福田平八郎、富岡鉄斎、玉堂の作品も入っていた。松園さんのはなかった。何歳を”長寿”ラインとしているのだろう。因みに松園さんは74歳である。ということは、後期高齢者からかな(笑)。ついでながら、平櫛田中といえば、五浦で、彼の碑だったか、彫刻だったか忘れたが、天心旧居への道すがら、みかけことを思い出した。天心を心から尊敬していたそうだ。

鏑木清方 ”潮干がり”

寺島紫明 ”二人の舞子”

安田靫彦 ”王昭君”鳳凰の文様の特別な衣をまとう王昭君。漢を脅かす匈奴へ”貢物”として故地へ嫁ぐことになった決意が見事に描かれている。ワイフが熊本城内にも王昭君の絵があると言っていた。清正にも同じようなことがあったのだろうか。


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