こんばんわ。
大船フラワーセンターの新春の”初もうで”はシモバシラの霜の華が咲くときと決めていた。朝散歩で、ぼくがメルクマークにしている地点に霜柱がたっていたのを確認したので、よし、今日だ!と決め、午前9時半には植物園の入口にすくっと立っていたのだった。昨年までは、OKの場合には、”シモバシラが見られます”の貼り紙が掲示されていたが、今日はそれがなく、ちょっと不安に思った。
シモバシラ(シソ科植物)の植栽地は園内に二か所あり、まず、古くからの方に駆け寄った。ムムム、ない!そんなはずはない。でも、何度見ても、ない!がっかりして、でも、あっちならばと、比較的、最近、植えられたモミジ山の麓に向かった。
し、しかし、ここにもない!何故だ!ちょうど、職員の方が通りかかったので、聞いてみた。今年初のシモバシラですが、わずかしか出ませんでした、との返事。えっ?早朝まであったんですか?と聞きなおすと、ほら、いくつかの根元に残っているでしょうと、指してくださった。よくみると、た、たしかに、ちょっとだけヨ。これまで見たことのないようなミニシモバシラだった。
どうも、これも暖冬の影響らしい。まだ上部の枯葉が残っているので、根から吸い上げた水が途中の茎の隙間から表面に沁みだしてこないで、最上部までいってしまうのではないか、ということだった。ということは、これからも、しばらく駄目なのかもしれない。がっくりだった。でも、ミニシモバシラもはじめてのことで、記念になるので、写真だけでも載せておこうと思う。ここで、三つほど観察された。
最近、本ブログに訪れた方は、すごいときのシモバシラの様子が分からないと思うので、参考に、昨シーズンのシモバシラの写真も載せておきます。ボールペンと比較してみてください↓2014年12月19日で、これまで最高のシモバシラでした。
せっかく、新春の大船フラワーセンターを訪れて、貧弱なシモバシラだけでは、なんなんで、元気な”冬薔薇”をご紹介しましょう。こんなに咲いている真冬のバラなんて、初めて!これは、逆に暖冬のおかげさま。シモバシラがぶーぶー言ってても、バラはにこにこ。だから、文句はいえない。
初春らしく紅白の薔薇をごらんください。
うらら
アイスバーグ
梅は熱海梅園にはとても及びませんが、なんとか紅梅白梅揃い踏み。
これで松竹梅もそろいぶみです。↓
きっこうちく
ごようまつ
菜の花で大船フラワーセンターの新年会のしゃんしゃんしゃん!
でも、やっぱり富士山で締めましょうかね。
では、おやすみなさい。