世界的な現代美術家といわれる村上隆の展覧会をぼくはまだ、一度しかみていない。森美術館で現在も開催中の”五百羅漢図展”だけである。度肝を抜かれた展覧会だったが、今度は、横浜美術館で、村上隆自身が蒐集した美術品の展覧会を開くという。その初日(1月30日)に馳せ参じた。これまた、度肝を抜かれた展覧会であった。
ロビーに巨大なオブジェが飾られていて、これも展覧会の一部ということがあとでわかった。今回も写真撮影がOK。村上隆は太っ腹!(笑)。それでは、見た順にご紹介しましょう。緑の字はサイトの説明文を貼らせてもらいました。
彫刻の庭
村上隆にとってコレクションとは「限界への挑戦」でもあります。美術館エントランスの大空間、グランドギャラリーでは、大型彫刻やインスタレーションが林立し、観客を迎えます。資本主義と芸術の拮抗、欲望と芸術の関係が不確定なものに金銭を出すという行為について問いかけます。
なんという壮大さ!これが全部、村上コレクション!圧倒される。ぽかんと口を開け、みつづけていた。
飛行機の残骸を使ったアンゼルム・キーファー ”メルカバ”。いいね!
革で出来た巨大なライオンか?
私はだれでしょう。かわいいネ。
巨人という名の作品(ホナート作)
体毛までばっちり。
背景には明るい映像作品が流れ続ける。
ぼくは、こうゆう巨大オブジェの展示物が大好き(汗)。そして、展示室に入ったら、もっとびっくり。ぼく好みの作品ばかりだもの!
日本・用・美
ここでは、日本を中心とする東洋陶磁や近代陶芸の優品、江戸期の絵画や史料類が整然と陳列されます。生活の中の日本美、その淵源のひとつとしてのヨーロッパの雑器まで、美の根源を探索する村上隆の眼差しをたどります
仙がいさんの作品も
白隠さんの作品も
蕭白の作品も
びっくりするのはまだ早い。縄文土器から始まり、弥生土器、古陶とつづく。
木造女神さんもこんにちわ。
魯山人のも
半泥子(右側)の作品も
スリップウエアー
雑巾も。まさに、用の美!
用の美の部屋。この部屋で一杯やりたいね。古唐津の酒器なんかで。
この”日本・用・美コーナー”は、ぼくがよく訪ねる美術館の展覧会みたいな感じで、しっくりぽん!
さて、まだまだ続きますが、これから、カマキンの最後を見届けに行かねばならないので、一旦休止します。夕方はまた、小学校時代の友達と飲み会(汗)。昨夕は高校時代の友達だった。月曜日は中学時代のミニクラス会だったし、小中高揃い踏みで、今週は飲み会コレクション!