気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢、白鵬に完勝 琴奨菊初優勝への強力援護

2016-01-23 21:43:32 | Weblog

おばんです。旅行先の博多から帰ってきました。午後から雪になりそうだというので、予定を変更して、早い飛行機で。おかげさまで、我が家で、十分、お相撲のテレビ観戦ができました。昨晩、琴将菊が豊ノ島に破れ、ああ、これでまた、優勝賜杯は白鵬にわたってしまうのかと、がっくりした。でも、今晩、14日目にわれらが稀勢の里が白鵬を撃破してくれれば、日本人力士、10年振りの優勝の可能性が膨らむ。まだ勝ち越してもいない不調の稀勢だが、白鵬戦には、たぐい稀なる力を発揮する。これまで、白鵬の連勝記録を二度もストップさせた実績もある。

まずは、二敗の豊ノ島が、嘉風と対戦。接戦を制し、優勝戦線に残る!ただ、また左ひざを痛めた模様。千秋楽はどうか。

さあ、琴奨菊、登場。今日は、苦手な栃煌山。ここで負けるようでは、もう先はないものと思え!と怒鳴って応援(汗)。見事な立ち合い!あっと言う間に栃煌山を土俵の外に。日本中のテレビ桟敷から大拍手!

よくやった!琴奨菊!何を想うか。

そして、2敗で、まだ優勝の可能性のある日馬富士。出足を止められ、鶴竜の一瞬の小手投げでシュン 優勝圏外に。

いよいよ、結びの一番。白鵬対稀勢の里。さすがの白鵬も、この日の、この対戦だけは、先場所の猫だましや子猫だまし(今場所、ぼくが国技館で観戦したときに、栃煌山につかっただまし手でぼくが命名した)の手を使うわけにはいかない。

さあ、立った。稀勢、いい立ち合いだ。ぐいぐい押し込む。いけ、いけ、いけ!白鵬、たちまち土俵の外へ。国技館内、やった、やったの大歓声。座布団が舞う、舞う!日本中のテレビ桟敷も大歓声。

稀勢の里、よくやってくれた!これで8割方、琴奨菊の初優勝で決まりダ! 最高の援護射撃!ほんとは、立場が逆であって欲しかったけど(苦笑)。

この勝利で、稀勢も勝ち越しを決める。ここは琴奨菊に貸し。来場所は、俺が初優勝だっぺ!そのとき、貸しを返してくだされ、お願いいたしまする!

これぞ、まことの黒田武士!よくやった稀勢の里! 稀勢は常陸武士でけど心意気が黒田武士。

福岡市美術館の、おすもうさんの像。そういえば、胸とお腹の辺りが琴奨菊のよう。琴奨は福岡(柳川市)出身たい。

ほんとに、今日の晩酌はうまかったたい。

明日の、琴将と稀勢の白星を夢みて、おやすみなさいの白星フクロウさんでありんす。

 

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プラド美術館展

2016-01-23 06:10:18 | Weblog

旅先、博多からの投稿です。なんとか天気ももってくれて。昨日は、太宰府天満宮と九博で楽しんできました。そのあと博多に戻って、大壕公園沿いの市立美術館へ。モネ展は見ず、常設をじっくり。いい作品がいっぱい。仙涯展も見られたし、大満足❗ホテルに帰ると、琴奨菊が負け、稀勢の里も土。相撲は大不満足。では、東京での展覧会記事をどうぞ。

昨年10月から、三菱一号館美術館ではじまっていたプラド美術館展。行こう行こうと思っていながら、ようやく年も明けてから、閉幕ぎりぎりになって出掛けてきた。2014年秋のスペイン旅でプラド美術館に行っているので、たぶん見逃していた(笑)、多くの作品をみられると思ったから。

今回は小品が多いということで、部屋に飾っておくような作品が並ぶ。そういう作品を展示するのには、暖炉がある小さな部屋がいくつもあるこの美術館にはぴったり。

まずは三大看板。とくに、ぼくの好きなムリーリョの”ロザリオの聖母”。

二枚看板のひとつ。宮廷画家、アントン・ラファエル・メングスの”マリア・ルイサ・デ・パルマ” スペイン王カルロス4世の妃の若き日。年末の”美術展の美女ベスト10”の候補になる(笑)。

三枚目の看板は、やっぱり三枚目っぽい、ヒエロニムス・ボスの”愚者の石の除去”。ネーデルランドでは、頭の中の小石が成長すると愚者になるので、その石を除去する手術が必要だと信じられていた。でも、絵をよくみると、取り出されているものは・・・。ボスの初来日も売り物。

巨匠も来日しています。ベラスケスの”フランシスコ・パチェーコ” 絵画芸術論の著者であり、ベラスケスの師であり義父。

エルグレコの受胎告知

ゴヤの”トピアスと天使”

写真はないが、ルーベンスの聖人たちに囲まれた聖家族など数点、フォスのアポロンと大蛇ビュトン、ヤン・ブリューゲル(1世)の”花卉”、ヤン・ブリューゲル(2世)の”豊穣”、ピーテル・ブリューゲル2世の”バベルの塔の建設”、 ヴァトーの”庭園での宴”、レーニの”花をもつ若い女”、テイントレットの”胸をはだける婦人”などの作品が印象に残った。

この展覧会はプラド美術館で企画されたもので、スペイン国内を巡回し、我が国に来た。日本ではここだけなので、見逃すわけにはいかなかった。

思い出のプラド美術館

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