おばんです。旅行先の博多から帰ってきました。午後から雪になりそうだというので、予定を変更して、早い飛行機で。おかげさまで、我が家で、十分、お相撲のテレビ観戦ができました。昨晩、琴将菊が豊ノ島に破れ、ああ、これでまた、優勝賜杯は白鵬にわたってしまうのかと、がっくりした。でも、今晩、14日目にわれらが稀勢の里が白鵬を撃破してくれれば、日本人力士、10年振りの優勝の可能性が膨らむ。まだ勝ち越してもいない不調の稀勢だが、白鵬戦には、たぐい稀なる力を発揮する。これまで、白鵬の連勝記録を二度もストップさせた実績もある。
まずは、二敗の豊ノ島が、嘉風と対戦。接戦を制し、優勝戦線に残る!ただ、また左ひざを痛めた模様。千秋楽はどうか。
さあ、琴奨菊、登場。今日は、苦手な栃煌山。ここで負けるようでは、もう先はないものと思え!と怒鳴って応援(汗)。見事な立ち合い!あっと言う間に栃煌山を土俵の外に。日本中のテレビ桟敷から大拍手!
よくやった!琴奨菊!何を想うか。
そして、2敗で、まだ優勝の可能性のある日馬富士。出足を止められ、鶴竜の一瞬の小手投げでシュン 優勝圏外に。
いよいよ、結びの一番。白鵬対稀勢の里。さすがの白鵬も、この日の、この対戦だけは、先場所の猫だましや子猫だまし(今場所、ぼくが国技館で観戦したときに、栃煌山につかっただまし手でぼくが命名した)の手を使うわけにはいかない。
さあ、立った。稀勢、いい立ち合いだ。ぐいぐい押し込む。いけ、いけ、いけ!白鵬、たちまち土俵の外へ。国技館内、やった、やったの大歓声。座布団が舞う、舞う!日本中のテレビ桟敷も大歓声。
稀勢の里、よくやってくれた!これで8割方、琴奨菊の初優勝で決まりダ! 最高の援護射撃!ほんとは、立場が逆であって欲しかったけど(苦笑)。
この勝利で、稀勢も勝ち越しを決める。ここは琴奨菊に貸し。来場所は、俺が初優勝だっぺ!そのとき、貸しを返してくだされ、お願いいたしまする!
これぞ、まことの黒田武士!よくやった稀勢の里! 稀勢は常陸武士でけど心意気が黒田武士。
福岡市美術館の、おすもうさんの像。そういえば、胸とお腹の辺りが琴奨菊のよう。琴奨は福岡(柳川市)出身たい。
ほんとに、今日の晩酌はうまかったたい。
明日の、琴将と稀勢の白星を夢みて、おやすみなさいの白星フクロウさんでありんす。