こんばんわ。
久し振りに夕空にお月さまが現れました。新月から数えて三日目、月齢 3ということで三日月です。
うっすらと雲がかかっていましたが、隙間から顔を出してくれました。
空に月。地には花。ハルジオンが咲き始めました。八重桜は散り始めました。
まるで、八重桜の花の色が移ったかのような、きれいなピンク色のハルジオン。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
こんばんわ。
久し振りに夕空にお月さまが現れました。新月から数えて三日目、月齢 3ということで三日月です。
うっすらと雲がかかっていましたが、隙間から顔を出してくれました。
空に月。地には花。ハルジオンが咲き始めました。八重桜は散り始めました。
まるで、八重桜の花の色が移ったかのような、きれいなピンク色のハルジオン。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
おはようございます。
3月27日、千鳥ヶ淵の桜を見に行ったとき、ぐるりと竹橋に廻った。東京国立近代美術館のあやしい絵展を見たいと思っていたのだ。ところが、一時間待ちの行列だったので止めた。次の機会と思って出掛けたのが、前期展示期間の4月6日。やはり、あの日、1時間待ちすればよかった。ぼくが見たいと思っていた3点セットが期間限定展示でいなくなっていたのだ。
その3点とは、松園の焔と花がたみ、清方の刺青の女。いずれも何度も見ているのだが、一堂に会しているところを見たかった。何と、二日前に引き上げていた。そして、一つは後期展示だった。いつも、ろくすっぽ調べもせずに行くのでこういうことはよくある。加えて、楽しみにしていた清方の妖魚と薄雪もやはり限定展示で見られなかった。というわけで、ちょっと残念な展覧会となった。
その代わり、この3点セットを楽しませてもらった。
いずれも、甲斐庄楠音の作品。いかにも妖しい女で(笑)、この展覧会にはぴったり。甲斐庄楠音(1894-1978)は、京都で栖鳳に学び、村上華岳に認められる。前衛的日本画研究集団「密栗会」で岡本神草らと共に活躍。その後、映画界に入り、時代風俗考証家として活躍する。
横櫛
舞ふ
幻覚(踊る女)
岡本神草 拳を立てる三人の舞妓の習作 彼の名作”口紅”は後期展示。
北野恒富 淀君
木村斯光 清姫
以下、あやしい女というにはあやしい(笑)絵もたくさん。
ミュシャ
ロゼッティ
北野常富
終盤には小村雪岱まで登場。お伝地獄とおせん。
ほかにも浮世絵のお馴染みのあやしい絵も出てきたり、いろいろ楽しめました。
明治期、政治・経済・文化といったあらゆる方面において西洋から知識、技術等がもたらされる中、美術においても西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の影響を受けたさまざまな美術思潮の発生と制作における実践が矢継ぎ早に起こりました。これにともない、従来の表現も新たな時代にふさわしいものへと変貌を遂げていきます。このような状況下で生み出された多種多様な表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいという言葉だけでは決して表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受けましたが、文学等をバックグラウンドとして大衆に広まっていきました。本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図等からこうした表現を紹介します(公式サイトより)。
最後に、本展で見られなかった三大あやしい女を本ブログで一堂に会させることにしました。
順に、松園の焔と花がたみ、清方の刺青の女です。清らかな女性ばかりを描いている画家が描くあやしい女は魅力的。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!